レオナルド・ディカプリオ主演、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』がIMAX及び Dolby Cinemaにて上映されることが決定。IMAXエクスクルーシブビジュアルと特別映像が解禁された。
ワールドプレミアでは批評家からも「今年ベスト」「オスカー大本命!」「とにかく笑えて、最後は泣ける」など、絶賛の声が相次ぐ本作。
この度、上映が決定したIMAX上映、Dolby Cinema上映は、ポール・トーマス・アンダーソン監督映画としては初の試みとなる。
視野を覆い尽くす最大1.43:1のアスペクト比で全編で浴びる映画体験ができるIMAX、映像と音響が一体となる高揚感を体験できるDolby Cinema、それぞれのフォーマットで、息もつかせぬ怒涛のチェイスバトル・アトラクションを全身で体感することが出来る。
また、監督によってビスタビジョンで撮影された本作は、IMAX史上初となる全編を1.43:1の拡張アスペクト比で上映されるという。かつてない映像体験となることは間違いない。(※一部劇場)
今回解禁された エクスクルーシブビジュアルは、砂漠の一本道先に【EXPERIENCE IT IN IMAX】とあり、本作のカーチェイスシーンがどのように描かれているのか期待が高まるオリジナルビジュアルとなっている。
また、併せて解禁された特別映像は、砂漠を走る車が映し出された本編映像に続いて、ポール・トーマス・アンダーソン監督が登場し「ビスタビジョンは35mmフィルムのより大きな部分を使えるように発明された撮影フォーマットだ。つまり、とても優れている。深みがあって美しい映像が撮れる。ただ、実用的ではない。通常の35mmカメラのように簡単ではないので、1960年代初頭には廃れてしまった」と語り始める。
砂漠の一本道で車を走らせる主人公ボブの主観、森の中の家、マシンガンを連射するカリスマ革命家など、本編のハイライトシーンとメイキングシーンが紹介されていく。
「僕自身がとても惹かれる映画があって、その映画はビスタビジョンだった。“素晴らしい映像が撮れる”ずっとそう思っていた」と、監督がビスタビジョン撮影にこだわった理由を明かす。
通常は35ミリフィルムを縦向きに撮影するが、ビスタビジョンでは横向きに走らせる。この方式によって、スタンダードサイズの2倍以上の面積で撮像が可能になる。観客は「“なぜこんな映像が撮れるのか”と感じると思う。その答えはこの美しい撮影方式にある」とポール・トーマス・アンダーソン監督は締めくくっている。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』は10月3日(金)より全国にて公開。

