のんが“初のダークヒーロー”を演じるABEMAオリジナルドラマ「MISS KING / ミス・キング」の配信直前プレミアイベントが9月29日に開催。主演を務めるのんをはじめ、藤木直人、倉科カナ、奥貫薫、森愁斗、鳴海唯、西岡德馬、山口紗弥加、中村獅童が約200名のファンの前に登壇し、作品の裏話や見どころになどを語るトークセッションを繰り広げた。
大ヒット御祈祷を終えて、ステージにラインナップしたキャスト陣。“史上初の女性棋士“を目指す国見飛鳥を演じたのんは「この作品にはとても気合が入っていましたので、観ていただけるのが嬉しいです」と念願の配信開始に喜色満面。

将棋はこれまで経験がなく「駒に触るのも初めて」だったというが、「チャレンジングな要素もありつつ、ここまで笑顔がなくぶっきらぼうで態度が悪い役は今までありません。そんな飛鳥が魅力的になるよう演じました」とこだわりを明かした。
さらに、役作りのために「1日100回駒打ち練習をすれば絶対うまくなると聞いて、ごはんを食べている時もテレビを見ている時も手は将棋盤で、ずっと駒を触りながら過ごしました」とストイックな猛特訓ぶりを披露し、観客を驚かせた。
そんなのんは、飛鳥とバディを組む藤堂成悟役の藤木直人とは本作が初共演。のんは「藤堂として荒っぽくてワイルドなキャラは新鮮で痺れました」と目を丸くすると、藤木は「のんさんと初対面した時は…実在するんだと思った。唯一無二のオリジナルな方で、単なる一俳優ではなくて色々な表現をされているから」と初共演に喜びのコメント。

一方、中村はのんとの初共演について「喋りたいことはいっぱいあったけれど、役柄が役柄なので。クランクアップ数日前に一言二言喋ったくらいで、寡黙な中村獅童でいました」とふり返ると、のんは「最初にご挨拶した時は無言で一礼してくださったけれど、それが役のためだと気づき始めて、その緊張感がお父さんとのシーンで作られていったのでありがたかったです」と、中村からのあえての距離感に感謝。
ただ「ギリギリまで『(役作りなのか)どっちだろう!?』とヒヤヒヤしていましたが、きっと役のためにやってくれているという方を信じて」と本音もこぼして会場の笑いを誘った。

また、イベントの終盤では、のんからの「今日はお祝いしたい方がいます!」の発声で、9月14日に誕生日を迎えた中村、9月18日に誕生日を迎えた森、そして10月5日に誕生日を迎える西岡の3人にサプライズでバースデーケーキが登場。

ラストには、主演ののんが「今回のドラマは将棋を題材にした復讐劇ですが、日々生きていると落ち込むことや悩むこと、立ち止まってしまうこともあると思います。でもこの復讐劇を見ると、エネルギーをもらって前に進む勇気が持てます。『MISS KING /ミス・キング』を見て明日の活力にしていただけたら嬉しいです」と語り、「是非とも最終話までご覧ください」と視聴者へメッセージを贈った。
ABEMAオリジナルドラマ「MISS KING / ミス・キング」は毎週月曜日20時よりABEMAにて無料配信(全8話)。
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