イーサン・ホーク主演、スコット・デリクソン監督による大ヒットホラー映画の続編『ブラックフォン 2』の公開日が11月21日(金)に決定。日本版予告編とポスタービジュアルが解禁された。
断線した黒電話から聞こえる死者からのメッセージを頼りに、少年が連続殺人鬼からの脱出を図るという斬新な設定と、恐怖の先に描かれる兄妹の絆が感動を呼び、大きな注目を集めた前作。
続編となる本作の舞台は事件から4年後。いまもあの地下室のトラウマに苦しむ17歳になったフィニー(メイソン・テムズ)と、意志の強い少女へと成長した15歳になった妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)が再び登場。
夜な夜な3人の子どもが殺される悪夢を見るグウェンの説得で、現場となったウィンターキャンプの地へ向かった彼らが突き止めたのは、グラバーと自分たちの家族を結びつける、あまりにもおぞましい真実だった…。
<黒電話>が再び鳴り響き、死者となった連続殺人鬼グラバーから届く着信。死してより強力になった最恐のサイコキラーに、フィニーとグウェンの兄妹はどのように立ち向かうのか?

さらに、凍てついたマスクを被り、自身を葬った主人公フィニーを間近で見据えるポスタービジュアルも到着。黒電話を通じて話すフィニーを電話ボックスの外からグラバーが凝視する様子が写し出されている。
併せて、解禁となった日本版予告編では、グラバーが夢と現実の両側からサイキック兄妹を執拗に追い詰める姿が捉えられている。
白銀の世界にぽつりと置かれた電話ボックスや、「故障中」と貼られた<黒電話>。いまにもベルが鳴り出しそうなこの象徴的な存在が、4年前の悪夢を思い起こさせる。
前作でも、予知夢によってフィニーを捜索した妹グウェンが「恐ろしい夢を見たの」と告げる不穏な一言から物語は始まる。その一言によって、これから起こるおぞましい恐怖体験の断片を感じさせる。4年前にフィニーが監禁されていた地下室では、立ちすくむグウェンと、あの頃のまま壁に掛けられた<黒電話>がある。そして地下室へ降りてくる狂気の足音…。
すべての出来事は、兄妹に何を語りかけているのか。異様に鳴り続ける黒電話に、堪らずフィニーが受話器を手に取り耳に当てると、死闘の末に葬り去ったはずの連続殺人鬼グラバーが、「物語は完結したと思うか?」と不気味に問いかける。死してなお恐ろしい形相のマスクで顔を覆ったグラバーが現れ、フィニーに迫る。
映像には、グウェンの悲鳴、幽霊として現れる子どもたち、手斧や怪奇現象によって襲われる兄妹の姿が次々と映し出され、前作をはるかに超える絶望的なシーンが描かれる。
そして、怨念に満ちた「復讐するは我にあり」という宣言とともに、死んだことで無敵化したグラバーによる復讐劇が幕を開けるのだった!

兄妹はグラバーの魔の手から逃れることはできるのか…? 本編への期待が高まる映像となっている。
『ブラックフォン 2』は11月21日(金)より公開。

