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ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞 ジム・ジャームッシュ監督作『Father Mother Sister Brother』予告編

今年のヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した、ジム・ジャームッシュ監督・脚本による最新作『Father Mother Sister Brother(原題)』の予告編が公開された。

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『Father Mother Sister Brother』(C)APOLLO
『Father Mother Sister Brother』(C)APOLLO 全 6 枚
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今年のヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した、ジム・ジャームッシュ監督・脚本による最新作『Father Mother Sister Brother(原題)』の予告編が公開された。

本作は3章構成のトリロジー形式で、それぞれ異なる3つの家族を描く。長く疎遠だった兄弟姉妹たちが再会し、過去のわだかまりと向き合いながら、感情的に距離を置いてきた家族との関係を見つめ直していくというストーリーだ。出演はアダム・ドライバー、ケイト・ブランシェット、シャーロット・ランプリングら実力派俳優たち。

予告編の冒頭は、「家族の絆にお茶で乾杯しようじゃないか」とぎこちなく語る父(トム・ウェイツ)に、娘のエミリー(メイム・ビアリク)が気まずそうに「ああ…」と応じ、息子のジェフ(アダム・ドライバー)は思わず鼻で笑ってしまうシーンから始まる。

父に「お前はいつだって俺の一番のお気に入りの息子だった」と言われたジェフが、「まぁ、息子は一人しかいないけどね」と皮肉交じりに返すやり取りや、「友人も恋人も選べるけれど、家族は選べない」といったセリフからは、家族の複雑な関係性がにじみ出ている。他の2つの家族も同様だ。

予告編は映画ファンから「純粋なシネマだ」「こういう映画を求めていた」「すごいキャストを集めてきたね」と好評。

『Father Mother Sister Brother』はアメリカで12月24日公開予定。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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