11月7日(金)より新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開されるカナダ映画『ぼくらの居場所』を先行視聴した著名人からのコメントが解禁。また、本作の上映を記念してシャシャ・ナカイ&リッチ・ウィリアムソン監督のオンライン登壇も決定した。
カナダ・アカデミー賞8冠を果たした『ぼくらの居場所』監督は、米国アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出された経験を持つドキュメンタリーの名手、シャシャ・ナカイとリッチ・ウィリアムソン。

彼らの初長編劇映画である本作の舞台は、多様な文化を持つ人々が多く暮らすカナダ・トロント郊外の街スカボロー。厳しい環境下で生きる3人の子どもたちとその家族が地域の教育センターでささやかな絆を育んでいく姿を、温かく実直なまなざしで描く。この度、本作を先行視聴した呉美保、竹林亮、武田砂鉄、奥浜レイラら各界著名人から称賛のコメントが到着。

ビン、シルヴィー、ローラ。3人の一挙手一投足を見逃すまいと、熟視し続けた。
彼らを取り巻く家族、そして社会の、有情非情の繰り返しに心はそぞろ、目と鼻と耳の奥が痛かった。
今年、最も出会えて良かった映画です。
―呉美保(映画監督)
ドキュメンタリーのような真実味で物語が紡がれていて、正直、こんな映像をどうやって撮影したのかと、目が離せませんでした。描かれているのは遠い街の出来事ではなく、私たちの暮らしにも深く関わる普遍的なテーマであり、そこには重要な問いかけがありました。その問いへのシンプルな答えが、確かに心に残り続けています。
―竹林亮(映画監督)
人は人のことを簡単にあきらめる。
人は人のことを絶対にあきらめない。
矛盾するけれど、その二つのことを思った。
―武田砂鉄(ライター)
フィクションの物語によって、見過ごされがちな現実を照射することの意義。ドキュメンタリーの手法で映し出される自由な子どもたちの姿は、この小さくて大きな命を包む毛布のようなセーフスペースが世界のどんな地域にも必要だと強く訴えかける。
―奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
【シャシャ・ナカイ&リッチ・ウィリアムソン監督 オンライン登壇イベント】
日時:11月8日(土)
会場:アップリンク吉祥寺 9時35分の回 上映後
※イベント詳細は後日、映画公式HP・SNS、劇場HPにて発表いたします
※本イベントは登壇者の都合により中止、または内容が変更となる場合がございます

