キアヌ・リーブスがポッドキャスト番組「Nes Heights」に出演。ホストのケルシー兄弟に「ハリウッドらしい経験」を聞かれ、駆け出しの頃にマネージャーから改名を提案されていたことを明かした。当時の候補名についても語っている。
俳優として初めて報酬を得たのは16歳の頃だったというキアヌ・リーブス。「当時はカナダのトロントにいて、ロサンゼルスに住んでいるマネージャーがつくことになった。それで20歳のとき、自分の車でロサンゼルスへ向かったんだ。車から降りた瞬間、マネージャーが『きみの名前を変えようと思う』と言ったんだよ。そのとき、『ああ、これがハリウッドってやつか』と思った」と当時を振り返る。
海辺を歩きながら、売れるための新しい名前を考えたという彼は、「ミドルネームがチャールズだから“チャック”がいいかな。育った通りの名前がスパダイナだから、“チャック・スパダイナ”もいいかも」と考えたという。最終的には「K・C・リーブス」と決まり、実際にその名義で出演作にクレジットされたこともあった。
しかし本人にはしっくりこなかったようで、「オーディションでその名前を呼ばれても、自分のことだと気づけなかった」と言い、ケルシー兄弟は大笑い。「これはもう無理!」となり、半年後には本名の「キアヌ・リーブス」に戻したそうだ。「これもまた、ハリウッドらしい出来事だよね」。


