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爆弾魔“スズキタゴサク”からの挑戦状!頭脳をフル回転して難問に挑め!“観客参加型”リアルタイムミステリー『爆弾』

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『爆弾』©呉勝浩/講談社 ©2025映画『爆弾』製作委員会
『爆弾』©呉勝浩/講談社 ©2025映画『爆弾』製作委員会 全 15 枚 拡大写真

『羊たちの沈黙』や『死刑にいたる病』的な「取調バトル」に、「謎解き」×「リアルタイムサスペンス」が組み合わさった最強のエンターテインメント作品が誕生した。

「このミステリーがすごい!2023年版」「ミステリが読みたい!2023年版」で1位を獲得した呉勝浩のベストセラー小説を、山田裕貴×佐藤二朗らの共演で映画化した『爆弾』(10月31日公開)だ。9月24日に第38回フィンランド・ヘルシンキ国際映画祭でワールドプレミア上映のチケットは一瞬でソールドアウト。日に日に期待値が増している今秋の大注目作を4つのポイントで紹介していく。

💣令和最大の衝撃解禁! 映画『爆弾』予告

思わず、前のめり! 時間内に「爆弾のありか= “謎”」を解くことができるか? 頭脳フル回転で挑む“唯一無二の映画体験”

本作は、警察の取調室から始まる。酒屋で暴れて逮捕された酔っぱらいの中年男・スズキタゴサク(佐藤二朗)。聴取の最中に彼は「自分には霊感がある」と言い出し、繁華街での爆発を予告。署内に一気に緊張が走るなか、タゴサクは「これから3回、次は1時間後に爆発します」とさらなる爆弾の存在をほのめかし、警察を相手に邪悪な“謎解きゲーム”を始めるのだった……。交渉人として“化け物退治”を命じられた警視庁の天才交渉人・類家(山田裕貴)は、東京全土を標的にした爆破事件を未然に防げるのか!?

『爆弾』は、類家と共に一見ただの世間話をしている風なタゴサクの語りに巧妙に隠されたヒントを発見&解読し、広大な東京のどこかにある爆弾のありかを突き止め、さらには爆弾を解除せねばならない緊迫のリアルタイムサスペンス。開始1秒から一般市民の命をかけた前代未聞のゲームが始まり、我々観客も爆発までのタイムリミットが刻一刻と迫るなかで頭脳をフル回転して難問の数々に挑むことになる。

タゴサクが語る話のどこまでが真実で、どこからが嘘なのか?

先ほどの会話の中に何か違和感がなかったか?

なぜそんな言葉選びをしたのか?

住所不明でスマホも身分証も所持していないタゴサクは何者?

そして、一体何が目的なのか――。

捉えどころのない雰囲気で警察を煙に巻きながら、関わる者を言葉巧みに誘導し、じっくりと罠に嵌めていくタゴサク。

事件を解決に導くには、手玉に取られないように細心の注意を払いつつ、返す刀で揺さぶりこの知能犯の綻びを見つけ、手がかりを引き出さねばならない。不特定多数の都民の命を握られた状態で展開する勝負は、一手一手が大被害に直結する。さらに、類家とタゴサクの取調室内の攻防だけでなく、所轄の刑事・等々力(染谷将太)の捜査や、倖田(伊藤沙莉)&矢吹(坂東龍汰)の警官コンビによる聞き込みによる“外”の状況によって情報がリアルタイムにアップデートしてゆく。

客席に悠々と座って眺める安心安全な娯楽作とは一線を画す、極限にして極上の超一級エンターテインメント。耳をそばだて、目を凝らし、集中力を切らさずに前のめりで没入する“観客参加型”の極致……一瞬たりとも目が離せない、まさに唯一無二の映画体験を堪能できる。

交渉人 VS 爆弾魔、頭脳戦に勝利するのはどっちだ!?

『東京リベンジャーズ』から『木の上の軍隊』までジャンル・テイストを問わずに演じ分ける山田裕貴と、映画ファンに絶賛された『さがす』や『あんのこと』で強烈な印象を刻み付け、『はるヲうるひと』では原作・脚本・監督・出演を兼ねるなど多才ぶりを発揮する佐藤二朗。両者が命を吹き込んだ類家とタゴサクは、まさに鮮烈の一言。

火花散らす演技対決一度観たら頭から離れない強烈なキャラクター性も『爆弾』の強力な魅力だ。

💣鋭い観察眼と推理力を持ち合わせた若き交渉人:類家

タゴサクに対抗できるのは類家ただひとり! 若き交渉人

刑事に似合わぬスニーカーを履き、スーツは着崩しており、髪の毛はモジャモジで見た目に頓着しない大人しそうな青年。一見すれば、類家に人々が抱く印象は「なんだか変わったヤツ」だろう。だがその奥には、史上最悪の爆弾魔・タゴサクに匹敵するIQが隠されている!

取り調べのスタイルも型破りで、「せこいマネするんだな」「俺に良識を揺さぶるやり方は通用しないよ」と初手から煽りまくる。相手の望むもの・嫌がることを的確に見極め、先手を打つ術に長けた若き交渉のプロなのだ。


💣無邪気にして醜悪、あまりにも厄介な“悪魔”:スズキタゴサク

スズキタゴサクは一体何者なのか…? そしてその狙いは?

初登場時はやたらと腰が低く、「自分は底辺の人間」などと自虐を繰り返すくせに、こちらをじっとりと観察し、油断した隙に絡めとってくる狡猾さを併せ持ち、「爆発したって別に良くないですか?」と暴言をさらりと吐く倫理観のネジが吹き飛んだ危険人物――。

類家の上司・清宮(渡部篤郎)や、ある過去を抱える等々力(染谷将太)、見張り役の伊勢(寛一郎)ほか、タゴサクを取り調べる面々は皆、いつの間にかそのペースに取り込まれ、“心の形”を読まれてしまう。無邪気にして醜悪、あまりにも厄介な“悪魔”だ。

【📝作品レビュー】日本映画を次の領域に押し上げるエンターテインメントの最前線!

混沌とした時代に刺さるテーマ × 妥協一切なしの映像表現

今年30周年を迎えた『セブン』や『ゾディアック』、『プリズナーズ』や『ノーカントリー』ほか、警察と凶悪犯のスリリングな死闘を描く傑作群はみな、強固な世界観と容赦ない展開エンタメの文脈の中にも強烈な後味を残す作家性を感じられるもの。これらはファーストカットから異彩を放ち、観客の目をスクリーンに固定するような引力を有している。

『キャラクター』で漫画家と殺人鬼の危うい“創造性”を描き、高評価を博した『帝一の國』や『恋は雨上がりのように』で知られる永井聡監督もまた、冒頭から卓越した映像的話術を駆使し、こちらを一気に引き込んでくる。

画面をあえて暗く、無機質なトーンに設定し、メインの舞台となる取調室を生々しくも異様な空間に仕立てた。

この確固たる強度が、当たり作続きの2025年邦画ラインナップに埋もれるどころか抜きんでる持ち味となっており、ひと時も安心させず、むしろ没入を加速させる緻密なカット割りによる抜群のテンポ感、表情とセリフで見せる取調室内の“静”の攻防と、躍動感あるカメラワークで事件現場に迫っていく空撮や、期限が迫る中で爆弾処理を進める“動”のアクションによる緩急も実に効果的。

これだけ多種多様なコンテンツが溢れる昨今、観客の目はかつてないまでに肥えており、肝心の爆破シーンが嘘っぽいと冷めてしまうだろうが、気合が入りまくった破格×妥協一切なしの映像表現で震撼させてくる。日本映画を次の領域に押し上げるエンターテインメントの最前線であり、混沌とした時代に刺さるテーマも含めて実に挑戦的な野心作に仕上がっている。必ずや、入場料金以上の“見返り”を与えてくれるだろう。


『爆弾』公式サイト

映画の中だけでは終わらない! 爆弾魔からの出題…謎解き開催中

爆弾魔による魔の出題は映画の中で終わらない……。現在、『爆弾』公式Xアカウントではハイレベルな謎解きクイズが開催中。

あなたは類家の頭脳に迫れるか? それとも爆弾魔のてのひらの上で転がされてしまうのか――。

我こそはと思う方は、ぜひチャレンジしてみてほしい。

また今回シネマカフェ特別企画として、謎解き【NAZO 3】に正解した方の中から抽選で5名様に『爆弾』ステッカーをプレゼント!

『爆弾』携帯ステッカー

※答えは、本記事内フォームより回答ください。


爆弾魔💣より問題です。

Q.この謎が示す、爆弾の仕掛けられた場所はどこ?

正解がわかった方は以下フォームより、回答ください。答えは「ひらがな」で記入ください。

※当選者の方へのみご連絡を差し上げます。

📝回答締め切り:10月24日(金)11:59

また『爆弾』公式Xアカウントでは、10月23日(木)に本謎解きのヒントを掲載予定!


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『爆弾』公式サイト

《SYO》

物書き SYO

1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、2020年に独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説・漫画・音楽・ゲームなどエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。並行して個人の創作活動も行う。

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