『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカスが、ディズニーにルーカスフィルムと『スター・ウォーズ』シリーズの全権利を40億ドルで売却してから13年が経った。先日、「WSJ.」誌に「未練はありませんか?」と尋ねられた彼は、こう答えている。
「ディズニーが引き継ぎ、彼らのビジョンで作っている。そういうものなんです」「だから、もちろん、私はもう過去のこととして受け止めています。私にも人生がありますから」
そう語ったジョージ・ルーカスは現在、自身の美術館の建設に取り組んでおり、「映画を作るよりも大変ですよ」とも付け加えている。
2026年にロサンゼルスで「Lucas Museum of Narrative Art」としてオープン予定の同美術館。ジョージ・ルーカスは「『スター・ウォーズ』は自分の手を離れた」と語る一方で、美術館でシリーズ関連の展示があるといううわさについては事実であることを認めている。「33ある展示室のうちの1つで展示します。それも渋々ですよ。博物館に来てくれた人に『スター・ウォーズはどこだ?』とは言われたくなかったんです」と笑いながら語ったという。
ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』に対するコメントに、映画ファンからはさまざまな感想をXに寄せている。「なんだか切ない…」「買い戻してほしい(涙)」「売却した後も少しは『スター・ウォーズ』に関わってほしかった」など、彼への思い入れや名作への愛着を示す声が多く見られる。




