ジョニー・デップが、パラマウントの新作でチャールズ・ディケンズ原作「クリスマス・キャロル」の主人公エベネーザ・スクルージを描く映画『Ebenezer: A Christmas Carol』で、主演を務めることが分かった。2022年に元妻アンバー・ハードとの訴訟で勝訴して以来、ジョニー・デップにとって久々の大役となる。監督は『X エックス』のタイ・ウェスト、共演は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー。「Deadline」が報じた。
「クリスマス・キャロル」は、金儲けにしか興味のない冷酷な老商人スクルージが、亡き共同経営者の幽霊や“過去・現在・未来”のクリスマスの精霊たちの訪問を通して改心していく物語。これまでにも数多く映像化されており、マイケル・ケイン(『マペットのクリスマス・キャロル』)、パトリック・スチュワート(『クリスマス・キャロル』)、ジム・キャリー(『Disney’s クリスマス・キャロル』)など、名優たちがスクルージを演じてきた。
さらに今年は、ワーナー・ブラザースも『クリスマス・キャロル』の新たな映画化を発表しており、こちらは『ノスフェラトゥ』のロバート・エガースが監督を務め、ウィレム・デフォーがスクルージ役を演じる予定だ。
映画ファンは「ジョニデとタイ・ウェスト監督? いままでで最もダークな『クリスマス・キャロル』になりそう」「エガース監督の『クリスマス・キャロル』との対決が楽しみ」「ジョニー、復活おめでとう!」などの声をXに寄せている。


