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“キーパーソン”醍醐虎汰朗&中井友望、『恋に至る病』撮影ふり返る&場面写真も公開

長尾謙杜と山田杏奈がW主演を務める『恋に至る病』より、共演の醍醐虎汰朗と中井友望のコメントが到着。また、新たな場面写真も解禁された。

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『恋に至る病』(C)2025『恋に至る病』製作委員会
『恋に至る病』(C)2025『恋に至る病』製作委員会 全 4 枚
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長尾謙杜と山田杏奈がW主演を務める『恋に至る病』より、共演の醍醐虎汰朗と中井友望のコメントが到着。また、新たな場面写真も解禁された。

TikTokで200万回再生を超える大反響を記録した斜線堂有紀による同名小説(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)を実写映画化した本作。内気な男子高校生・宮嶺(長尾謙杜)と、学校中の人気者・景(山田杏奈)、正反対のふたりが惹かれ合い、初恋のように純粋で危うい関係を深めていくが、やがて学校内で起こる不可解な事件と、“ブルーモルフォ”という自殺教唆ゲームの存在がふたりの運命を狂わせていく物語だ。公開直後からSNSでは「予想外の展開に息を呑んだ」「想像以上に怖くて切ない」といった感想が続出している。

そんな本作で物語の鍵を握るキャラクターを演じた醍醐虎汰朗と中井友望から、撮影エピソードとコメントが到着した。

宮嶺と景のクラスメイトで、密かに景へ想いを寄せる根津原あきら(醍醐虎汰朗)は、ふたりの距離が近づくことに嫉妬し、宮嶺へのいじめを首謀する。やがてその矛先は景にも向かう。しかし、のちに遺体として発見され、物語が大きく転換するきっかけとなる。

いじめの首謀者という、これまでにない難役に挑んだ醍醐は「観てくださる方が“本当に嫌な奴だな”と思えるように演じました。その方がミスリードになるかもしれないと思って。あとは、いじめが形だけに見えないように気をつけました。普段は人見知りなんですけどね」と照れながら撮影を回想。また、長尾との共演については「たくさんお気遣いいただいて、『遠慮しないでいいよ』と言ってくださったので、テストの段階からしっかりお芝居ができて、そのまま本番に臨めました。本当に感謝しています」と語り、現場で築かれた信頼関係を明かした。

一方、物語の鍵を握るもうひとりの人物が、景の運命を大きく変えることになる最後の被害者・善名美玖利(中井友望)だ。宮嶺と景の先輩である美玖利は、校内で自殺を図るも、景の必死の説得で思いとどまる。しかしその出来事を境に、景に対して複雑な感情を抱くようになる。学年の異なる美玖利は、クラスメイトたちとは違う距離感で宮嶺と景に関わり、やがて最後の被害者となっていく。

美玖利を演じた中井は、難役へのアプローチをこう振り返る。「浮き沈みが激しく、抱えているものも大きい役だったので、ちゃんとその重みを表現しなければと思いました。撮影前は本を読んだり、あえて暗めに過ごしたりしていました。普段は役をプライベートに引きずらないタイプですが、今回はあえて引きずってみたり、気持ちを重ねるよう工夫しました」と語る。撮影が始まってからは、「廣木監督も“ありのままやってみよう”という方だったので、準備した気持ちと大きなギャップもなく、すんなり役に入れました」と話し、「難しい役でしたが、撮影中は監督から“こうした方がいい”と丁寧にアドバイスをいただきながら、現場でコミュニケーションを重ねていきました」と続けた。

そんな物語の始まりと終わりを象徴する人物を演じた二人は作品の見どころについて、醍醐は「“この恋は、純愛か、洗脳か―”というコピーのように、観る人によって全く違う解釈ができる魅力があると思います。映像面では、引きのカットが多いなと感じました。あえて寄らないことで、まるでホームビデオのような“リアルな温度感”が出ていて、廣木監督らしい撮り方だと思います。ぜひ劇場で、そのリアルな空気を感じてほしいです」と魅力を語る。

中井も「映画を先に観た方は原作を読んでも楽しめますし、原作を読んだ方が観るとまた違った印象になると思います。廣木監督の演出によって、たくさんの魅力が詰まった作品になりました。本当にいろんな角度から楽しめる映画です」と誰に重ねても楽しめる作品であることを語った。

『恋に至る病』は全国にて公開中。



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¥624
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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