毎年恒例の「People」誌の「最もセクシーな男性」に、今年は「ブリジャートン家」『ウィキッド』シリーズのジョナサン・ベイリー(37)が選ばれた。ゲイであることを公表している“オープンリー・ゲイ”の男性としては、初の選出となる。
イギリス・オックスフォードシャー州出身のジョナサン・ベイリーは、5歳のときに観た舞台「オリバー!」をきっかけに俳優を志し、7歳で名門ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台に初出演した。2020年に出演した「ブリジャートン家」のアンソニー・ブリジャートン役で一気にブレイクした印象があり、本人も「自分の転機だったと感じている」と同誌に語っているが、幼少期から舞台やテレビで経験を積み、着実に演技力を磨いてきた俳優だ。
「ブリジャートン家」での成功後は、『ウィキッド』のフィエロ役に抜擢され、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』などの大作にも出演。『ウィキッド』の共演者やジョン・M・チュウ監督は、ジョナサン・ベイリーが「最もセクシーな男性」に選ばれたことを喜び、彼の写真がプリントされたTシャツを着た動画をインスタグラムのストーリーズに投稿し、祝福メッセージを寄せている。
1985年に始まった「People」誌の「最もセクシーな男性」は、これまでにメル・ギブソン、トム・クルーズ、ジョニー・デップ、キアヌ・リーヴスといった名だたる俳優たちが選ばれてきた。昨年は「ジャック・ライアン」シリーズなどで知られるジョン・クラシンスキーがその栄誉に輝いた。


