ディズニー・アニメーション作品『ズートピア2』の謎に関わってくる、新たな仲間たちの日本版声優が発表された。
本作は、動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園<ズートピア>を舞台にした『ズートピア』シリーズ最新作。
前作に続き、ウサギの警官・ジュディを上戸彩、キツネの相棒・ニックを森川智之が続投するほか、ズートピアの謎の鍵を握る、陽気でおしゃべりなヘビの指名手配犯・ゲイリーを下野紘、ズートピアの創設者一族でオオヤマネコの御曹司・パウバートを山田涼介が務めることが発表されている。
そして今回新たに、6人の参加が明らかに。
俳優から政治家に転身し、カリスマ性で人々を魅了する馬の市長・ウィンドダンサー役には、高嶋政宏。前作に感動したという高嶋は、「オーディションの声がかかった時はむちゃくちゃ嬉しかったですね。受かった時はもう大興奮でした!」と喜び、「馬が好きなので、自分がいつも乗馬している最中の馬との語らいの声や馬のいななきをアフレコする時に入れすぎちゃって、監督に『ちょっと、馬感を減らしてください』と言われたこともありました(笑)」と収録時のエピソードを明かした。
また、“ズートピアには爬虫類がなぜいないのか?”のカギを握る、ヘビ・ゲイリーの手がかりを知る重要な役どころで、ズートピアに隠れ住むトカゲの重鎮・ヘイスース役には、ディズニー作品初参加となる柄本明。今回アフレコをした際の自身の声については「声優のお仕事はそこまでたくさんやっていませんから、どんな風に感じられたか逆に聞きたいですね」と観客の反応を楽しみにしているとコメント。
ゲイリーを逃がしてしまったジュディたちを追いつめる、実直な腕利きのイノシシの警部・ホグボトム警部役には、お笑いコンビ「紅しょうが」の熊元プロレス。ホグボトム警部とは共通点があるそうで「共通点は迫力ですかね(笑)。最初は何で私なんだろう?と思っていたんですけど。私のことを知ってくれたうえで選んでくれたのかな?と思うくらいに通じるものがあったので嬉しかったです」と明かした。
ズートピアに隠された秘密の場所へ案内をする、おおらかで頼れるセイウチの船長・ラス役には、お笑いコンビ「レインボー」のジャンボたかお。キャラクターについては「ほぼ“ジャンボ”と言っていいんじゃないですかね。水の中から“俺が出てきた”と思って、スタッフさんにこれは僕ですと伝えました」と話した。
犯罪組織のボスのアリクイ・アントニー役には、高木渉。ディズニー作品では『カールじいさんの空飛ぶ家』のガンマ役も務めたが、前作は一観客として楽しんだそうで、「とにかく絵が素敵で引き込まれます。物語と音楽もいいし、本当に続編に出られて嬉しかったです」と喜びを語った。
パウバートの父でもあり、ズートピア創設者一族の長で、街で絶大な権力を握るオオヤマネコの実業家ミルトン・リンクスリー役には、梅沢富美男。本作で人生初のオーディションを経験したそうで、「ウキウキしながら声を入れて、本国の方にOKもらった時はもう天にも昇るような気持ちでした!初めて役者になろうと思い、頑張って舞台に立った時のような気持ちに戻りました!」とコメントした。
合わせて、新たに発表された日本版声優陣の特別映像も公開。各キャラクターの要素を取り入れた特別衣装を身にまとい、キュートなポーズやユニークな表情まで、様々な顔が見られる。
『ズートピア2』は12月5日(金)より公開。
高嶋政宏の「高」は、正しくは「はしごだか」。


