西島秀俊主演「人間標本」より、初映像となる本予告、キービジュアル、場面写真が公開された。
盛夏の山中で発見された六人の美少年の遺体。自首したのは、有名大学教授で蝶研究の権威・榊史朗。幼少期から蝶の標本作りを通し、「美を永遠に留める」執念に取り憑かれた男は、最愛の息子までも標本に変えてしまう。蝶に魅せられた史朗は、なぜ事件を起こしたのか。その狂気の犯行の真相は、複数の視点によって新たな真実へと姿を変えていく――。

本作は、ベストセラー作家・湊かなえがデビュー15周年を記念して書き下ろし、「一番面白い作品が書けた」と自負する同名小説の実写ドラマ化作品。10年来温めてきた、親の子殺しというセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ本作は、蝶の研究者である榊史朗教授が、息子・榊至を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたと衝撃の告白から始まる、禁断のミステリーサスペンス。

公開された映像は、史朗(西島秀俊)が放つ、「人間標本は私の作品です」という衝撃のひと言からスタート。山の中で発見された少年たちの遺体。史朗は、彼らを殺害し、人間標本として世に知らしめた犯行を認め自首をした。中盤では、息子・至(市川染五郎)の標本姿が明らかとなり、動機を迫る刑事に対して史朗は、「貴方、やっぱり何も分かってない」と冷笑する。

世界的アーティスト・一之瀬留美(宮沢りえ)と娘・杏奈(伊東蒼)、芸術的才能に恵まれた少年たち(荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫)、父を慕う至――。それぞれが胸に秘めた思いが交錯し、悲劇の物語は衝撃展開へと進んでいく。
またキービジュアルは、史朗と至の親子を写し出す。美術監修・アートディレクターを務めた清川あさみによる蝶の刺繍も施された。
場面写真では、笑顔の至とどこか固い表情の史朗の対照的なカットや、標本姿となった至など、本作ならではの世界観が凝縮された。

「人間標本」は12月19日(金)よりPrime Videoにて世界配信開始(全5話一挙配信)。
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