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佐々木蔵之介が幕末に奮闘する医者演じる 大森一樹監督の生前最後の企画『幕末ヒポクラテスたち』公開へ

佐々木蔵之介が幕末に奮闘する医者を熱演する主演映画『幕末ヒポクラテスたち』の公開が決定した。

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『幕末ヒポクラテスたち』©「幕末ヒポクラテスたち」製作委員会
『幕末ヒポクラテスたち』©「幕末ヒポクラテスたち」製作委員会 全 2 枚
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佐々木蔵之介が幕末に奮闘する医者を熱演する主演映画『幕末ヒポクラテスたち』の公開が決定した。

幕末、京都のはずれの村。大倉太吉は、貧しい者からは診察代をとらず、大胆で爽快、好奇心旺盛な蘭方医。“どんな病も葛根湯”の漢方医・玄斎とは、ディスり合いが日課の犬猿の仲。そんなある日、気性の荒い青年・新左を手術で救ったことから、太吉と新左の人生が変わっていく。やがて村の危機に直面するなか、奮闘する太吉らが見出す明日とは――。

『ヒポクラテスたち』や『ゴジラ』シリーズの大森一樹監督の生前最後の企画が、緒方明監督(『独立少年合唱団』)により完成。

医者でもある大森監督の20代の代表作『ヒポクラテスたち』は、母校である京都府立医科大学の学生寮、鴨川沿いの喫茶店などを舞台に京都で撮影、医大生の青春と葛藤を描き出して高い評価を受けた。2020年、コロナ感染症が広まったころ、大森監督企画“幕末ヒポクラテスたち”が、京都府立医科大学150周年プロジェクトの最優秀に決定し、映画製作へ。ところが、撮影準備をしていた矢先、大森監督が他界。幻になりかけたが、京都府立医科大学の協力のもと、かつて大森監督の助監督を務めていた緒方監督が、完成させた。

原案は、移りゆく時の流れに取り残されていく、人情味あふれる医者とその妻を描いた映画『ふんどし医者』。旧来の漢方医と西洋医学を学んだ蘭方医とが混在した時代、幕末。京都の村を舞台に、蘭方医・大倉太吉の奮闘と次代への思いの継承を、生き生きと描く。

佐々木蔵之介が演じるのは、貧富の区別や、立場の区別なく、市井の人々を救う蘭方医・大倉太吉。

共演には、太吉のライバルで、“どんな病も葛根湯”の漢方医・荒川玄斎役を、『ヒポクラテスたち』でデビューした内藤剛志、大けがを負ったところを太吉に助けられる、気性の荒い青年・相良新左役で藤原季節、新左の妹・相良峰役で藤野涼子、太吉を支える妻・大倉フミ役で真木よう子、謎の侍・弾蔵役で『ヒポクラテスたち』出演の柄本明

そして、大森監督作『風の歌を聴け』で映画デビューした室井滋が、ナレーションを務める。

なお脚本は、大森監督を70年代から知る西岡琢也(『はやぶさ 遥かなる帰還』)と、京都と大森監督にゆかりのあるキャスト、スタッフが集結した。

『幕末ヒポクラテスたち』は2026年初夏、全国にて公開予定。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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