ユニバーサル・ピクチャーズが、ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」にインスパイアされたミュージカル映画を制作することが分かった。主演を務めるのはサブリナ・カーペンターで、プロデューサーとしても参加する。監督・脚本は『ハスラーズ』のローリーン・スカファリアが務め、同作と同様に自身の脚本を映画化する。「Deadline」などのメディアが報じた。
制作陣には、『ウィキッド ふたりの魔女』『ウィキッド 永遠の約束』のマーク・プラット、『旅するジーンズ』シリーズや「ゴシップガール」「プリティ・リトル・ライアーズ」など数多くの人気作を手掛けてきたレスリー・モーゲンスタインらも名を連ねている。
『不思議の国のアリス』を題材にした映像作品といえば、ディズニーのアニメーション映画『ふしぎの国のアリス』が有名だが、ユニバーサルでも2010年にティム・バートン監督がミア・ワシコウスカ主演で『アリス・イン・ワンダーランド』を制作し、世界興行収入が10億ドルを超える大ヒットを記録している。
Xではサブリナ・カーペンターのファンたちが、彼女が16歳の誕生日をチェシャ猫のケーキで祝った写真や、2020年にNetflixで同作の映画化しようとしていたポストをリポストするなどして反応。「サブリナはずっとアリスの大ファンだった!」「ついに夢が叶ってよかったね」「とうとうこの時が来た!」と歓喜の声が相次いでいる。


