『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のアレックス・ガーランド監督と元米軍特殊部隊のレイ・メンドーサ共同監督による戦争映画『ウォーフェア 戦地最前線』より本予告が解禁された。
本作は2006年イラク戦争でレイ・メンドーサ監督が実際に体験した出来事を基に制作。危険地帯ラマディでアルカイダ幹部の監視任務に就いていた8名の米軍特殊部隊員が、敵の先制攻撃により突如全面衝突に巻き込まれる95分間を描く。
この度解禁された本予告はイヤホン推奨の体感型予告。イラク戦争を経験した元特殊部隊員であるレイ・メンドーサ監督本人の実体験をもとに刻み込まれた「本物の戦場の音」を切り取り、360度立体音響で捉えたもの。耳をつんざく機関銃の連射、激痛で声を失い絶叫することしかできない特殊部隊隊員、上空と地上双方からの爆撃の轟音が襲いかかる。
仲間にモルヒネを打つはずが誤って自分に打ち間違える程混乱する者、上司の承認が降りず救援が来ないという組織の実態、パニックのあまり指揮放棄する上官、家を占拠され爆破される民間人など、戦場に存在するあらゆる悲鳴と混乱が息つく間もなく差し込まれていく。
8名の特殊部隊員の記憶に20年間トラウマとして残り続けた、報道できない地獄が、これ以上ない臨場感とともに体感できる映像となっている。
予告編を制作した制作会社バカ・ザ・バッカのディレクターは「本作を初めて観た時の衝撃と恐怖――轟音・銃声・叫び声が耳にこびりつき圧迫されるような恐怖を、どのように表現するか検討していきました。ただ怖さを煽るという事ではなく、体験すべき怖さである事を、常に意識していました」と話し「本作は音の映画。他にはない戦争映画なので、絶対にスクリーンでみるべき」とコメントしている。
なお、Dolby Cinema(ドルビーシネマ)/Dolby Atmos(ドルビーアトモス)で上映されることも決定。本作は「戦場での本物の緊迫感」「本物の音」を極限まで再現し観客に体感してもらうことができる音響で制作されている為、特に音の良い環境での鑑賞を推奨しており、鮮やかな色彩とまばゆい輝度を実現する〈ドルビービジョン〉と、立体感あふれる音響空間を創み出す〈ドルビーアトモス〉が融合したDolby Cinema(ドルビーシネマ)やDolby Atmos(ドルビーアトモス)での鑑賞は、本作が放つ圧倒的なリアリティへ、さらに深く没入できる貴重な機会となっている。
『ウォーフェア 戦地最前線』は2026年1月16日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。


