同名漫画を原作に実写化された『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』より、主人公の桜遥と獅子頭連の副頭取・十亀条のタイマンアクションシーンが公開された。
本作は、TVアニメ化、舞台化、ゲーム化もされた人気漫画「WIND BREAKER」の映画化作品。

ケンカだけが取り柄、「仲間なんて邪魔なだけだ」と群れることを嫌う一匹狼の桜(水上恒司)が、町を守る正義の不良集団“防風鈴”と出会う中で、守るために闘うことを知り、成長していく物語。
桜の前に立ちふさがるのは、敵対勢力“獅子頭連”の副頭取・十亀(濱尾ノリタカ)。何度か拳を交える2人は、まさにライバル。仲間たちを引き連れ、“防風鈴”が住む街を荒そうとする十亀を止めるために、桜は立ち向かう。

十亀の野性味あふれるタックルや、桜が高く飛び避ける大迫力な攻防。全身を使った応酬が繰り広げられる中、最大瞬間風速25m/s超えの突風を活かしたウィンドアクションも炸裂。
下駄を履きながらも、体の一部かのように扱う十亀(濱尾)の動きはまさに圧巻。また、桜(水上)も投げられそうになるところを、側転で回避するダイナミックなシーンも。健闘する桜だったが、徐々に防戦一方で映像の最後では蹴り飛ばされてしまう。
アクロバットな動きも必要とされるシーン。水上と濱尾の本気が伝わるアクションメイキングも収録。拳を交え、話し込む2人。アクション部による休憩の呼びかけに、まだいけると言わんばかりに練習を続ける様子や、休憩に入るも気づいたら拳を交えている様子が捉えられており、水上が「休憩だって!」とツッコみ、笑いが起こる場面も見られる。

アクション練習の段階から、水上に引っ張ってもらったとふり返る濱尾は、「同い年で彼みたいな役者に出会えたことは、この役者人生ですごく”大きい”。本人には絶対言いたくないですけど(笑)」と水上への信頼を語る。また、ハードなアクション練習に繰り返しひたむきに向き合う濱尾を見た水上は、「最後までなんとか撮り切る事が出来たのはすごく意味があると思います」とコメントしている。
『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』は12月5日(金)より公開。


