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北村匠海“大地”、雪の中こちらを見据える『しびれ』東京フィルメックス用ビジュアル 2026年劇場公開も決定

内山拓也監督の最新作『しびれ』が2026年に劇場公開されることが決定。また東京フィルメックス用ビジュアルが到着した。

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『しびれ』©️2025「しびれ」製作委員会
『しびれ』©️2025「しびれ」製作委員会 全 5 枚
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内山拓也監督の最新作『しびれ』が2026年に劇場公開されることが決定。また東京フィルメックス用ビジュアルが到着した。

本作は、『佐々木、イン、マイマイン』『若き見知らぬ者たち』の内山拓也監督が、故郷の冬の新潟を舞台に、居場所とアイデンティティを模索する少年の物語を自伝的作品として描く一作。

曇天に覆われ、大きな波がうねる日本海沿いの町に暮らす少年、大地(北村匠海)は、幼少期に暴君のようだった父(永瀬正敏)の影響から言葉を発しない。

今は母の亜樹(宮沢りえ)と雑居ビル屋上のプレハブで暮らしているが、水商売で稼ぐ亜樹はほとんど家に帰らず、生活は苦しい。やがて亜樹と共に叔母の家に身を寄せるが、どこにも居場所はなく、ひとりで過ごしては内気になっていった。


そんな中、大地は父の行方を求めて生家を訪ねることを決意。これを境に、彼の運命は大きく揺らいでいく。心のよるべなき貧困、誰にも見つからぬように生きる孤独の中のささやかな救い、憎くて愛しい母への複雑な感情。流されるままに生きているようで、歩みを止めない大地。

そんな彼がかすかな光を手繰り寄せ、息をのむような大きな愛を知るまでの20年間が、徹底した少年の視点で綴られていく。

この度、第26回東京フィルメックス・コンペティションに選出された本作のフィルメックス用に作られたポスタービジュアルが解禁。

“しびれ”という手書きのタイトルがダイナミックに配置され、北村匠海演じる大地がまっすぐにこちらを見据える1枚。

何かを決意したように見えるその表情には、否応無しに期待が煽られる。そして、曇天、大粒の雪、寂れた町の一角…。本作のもうひとつの登場人物とも言うべき凍てつく新潟の土地が切り取られている。

第26回東京フィルメックスは11月21日(金)~30日(日)、有楽町朝日ホール、ヒューマントラストシネマ有楽町にて開催。

『しびれ』は2026年公開。


佐々木、イン、マイマイン
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

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¥2,100
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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