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ジェームズ・キャメロン監督、Netflixのオスカー参戦に意見「2000館で1か月間劇場公開するならOK」

先月、社全体もしくは一部事業の売却手続きに入ったと報じられたワーナー・ブラザース。

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ジェームズ・キャメロン Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images
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先月、社全体もしくは一部事業の売却手続きに入ったと報じられたワーナー・ブラザース。ここ数週間で、Netflixやパラマウントが買収に興味を示しているとも報じられ、この件について『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が自身の意見を述べている。ポッドキャスト番組「The Town with Matthew Belloni」での発言だ。

「(買収する企業は)パラマウントが最もふさわしいでしょう。Netflixなら大惨事になる。すみませんね、テッド。でもありえない」とNetflixのCEOテッド・サランドスに謝りながらも“大惨事”と断言するジェームズ・キャメロン監督。その理由に、過去にテッド・サランドスが「劇場体験は時代遅れなもの」と発言したことを挙げた。「映画は劇場向けに作られるべきだ」という監督の考えとは、真逆だからだ。さらに、Netflixがワーナーを買収した場合に、ワーナー作品の劇場公開を継続すると約束したことについても、「カモを釣る餌だ」と辛口コメント。

監督は、賞レースのためだけに映画を短期間だけ劇場公開するというやり方についても「根本的に腐っている」と非難。Netflixがアカデミー賞に“参戦”すること自体には反対しないものの、「映画を2000館で1か月間、十分な意味のある形で公開するなら、参加することを許されるべきだ」と明確な条件を示した。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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