話題のホラー映画『シェルビー・オークス』のロング版予告が解禁され、考察欲を刺激する架空の捜索サイトと情報提供用の電話番号がオープンした。
YouTubeチャンネル登録者数200万人を超えるクリス・スタックマンの初監督作品となる本作。廃墟と化した町シェルビー・オークスで失踪した妹の謎を追うストーリーで、マイク・フラナガンがエグゼクティブプロデューサーを務めており、11月28日(金)に公開を控える『WEAPONS/ウェポンズ』と並び、この冬の考察系ホラーとして注目を集めている。
『WEAPONS/ウェポンズ』のザック・クレッガー監督は44歳でコメディ集団の出身、『シェルビー・オークス』のクリス・スタックマン監督は37歳で映画評論YouTuberからの長編初監督。
いずれも新世代のホラー映画界を担う旗手として注目を浴びており、二人とも生粋の「映画オタク」、かつ自身のパーソナルな経験を作品へと昇華させたことをインタビューで明かしているという点でも共通する。
この度解禁されたロング版予告では、主人公のミアが1本のビデオテープを再生するシーンから始まる。画面に映るのは、得体の知れない何かと直面し恐怖で逃げ惑う人気ホラー実況チャンネル「パラノーマル・パラノイド」のメンバーたち。そして無惨な姿で発見されたクルーと妹ライリーの消息を伝えるニュース映像がモンタージュされる。

「暗く、深く呪われた歴史が、シェルビー・オークスに潜んでる」というセリフを残し、妹の失踪と廃墟の町「シェルビー・オークス」の謎を追って、踏み込んではならない禁断の境界線を超えていくミア。廃墟と化した刑務所、謎の老婆、窓辺を彷徨する男の影、地下室に封じられた闇…。それらがひとつに繋がった先で、彼女を待ち受けるものとは?
戦慄の物語に期待が高まる予告編となっている。
さらに、本作の物語の軸となる未解決失踪事件に関する情報を集めた架空の捜索サイトがオープン。廃墟と化した町シェルビー・オークスで、「パラノーマル・パラノイド」のメンバーが忽然と姿を消し、MCのライリー・ブレナン以外の全員が惨殺死体で発見されたという設定に基づきリアルに作り込まれた本サイトには、「パラノーマル・パラノイド」が事件前に公開した動画の数々やメンバーのプロフィール、シェルビー・オークスの町の歴史、ニュース映像や新聞記事、地元警察の公式声明など数々の資料が掲載され、掲示板では情報提供者たちによる様々な考察が繰り広げられている。
この「事件の行方を見守る"何者か"によって開設された」捜索サイトでは、物語の世界をさらにディープに体験できるだけではなく、映画を見た人にだけわかる物語への伏線がいくつも仕掛けられており、考察欲が刺激されることは間違いない。
さらに「情報提供用」の電話番号(050-1794-5586)の存在も明らかになった。指定された番号に電話を掛けると戦慄の恐怖を味わえるという。
架空の捜索サイト:https://whathappenedtorileybrennan.jp/
『シェルビー・オークス』は12月12日(金)より全国にて公開。



