クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』の初予告編が、ついに解禁された。原作はホメロスの叙事詩「オデュッセイア」。主演はマット・デイモンで、トロイア戦争を終え、兵士たちを率いて故郷への帰還を目指すイタケーの王オデュッセウスを演じている。
初予告編では多くを語らない構成となっているが、マット・デイモンのほか、オデュッセウスの妻ペネロペ役のアン・ハサウェイ、息子テレマコス役のトム・ホランドらの姿が確認できる。終盤では、ペネロペが「帰ってくると約束して」とオデュッセウスに懇願する場面が描かれ、それに対しオデュッセウスが「もしそれが叶わなかったら?」と静かに返すやりとりが印象的に映し出され、過酷な運命を予感させる内容となっている。今回の予告編では姿が確認できないものの、他のキャストにはシャーリーズ・セロン、ルピタ・ニョンゴ、ロバート・パティンソン、ゼンデイヤ、ミア・ゴス、ジョン・バーンサルら豪華メンバーが勢ぞろい。
予告編に対する映画ファンの感想は、「BGMだけでも鳥肌モノ」「これは上映時間が4時間を超えてもいい。むしろ超えてくれ」「アン・ハサウェイに『帰ってこい』って言われたら、だれだって絶対に帰るだろ?」「これがIMAX70mmで観られるの? やばい。しびれる」といったコメントが寄せられている。


