ディズニーが2025年に公開した映画の世界興行収入の合計が、60億ドル(約9350億円)を超えたことが分かった。「Variety」が報じた。

なかでも、実写版『リロ&スティッチ』や『ズートピア2』は、それぞれ10億ドルを超える大ヒットを記録。さらに、ディズニー配給の『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』も、現在世界的なヒットを続けている。
ディズニーの年間世界興行収入が60億ドルを突破するのは、2016年から2019年にかけての4年連続以来5度目となり、コロナ禍以降では初の快挙だ。一方、他スタジオでは2015年にユニバーサルが達成して以来、年間60億ドル超を記録した例はない。2015年のユニバーサルは、『ジュラシック・ワールド』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ミニオンズ』と、10億ドル超えのヒット作が“豊作”だった。

2026年のディズニーも、この勢いを維持しそうだ。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』や『トイ・ストーリー5』、実写映画『モアナと伝説の海』、『プラダを着た悪魔2』といった強力なラインナップが控えている。

SNS上では映画ファンから、「来年は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』効果で今年の倍稼ぎそう」「素晴らしい復活劇。おめでとう!」「これぞディズニーの魔法」「実写版『リロ&スティッチ』や『ズートピア2』は実際に観に行ったが、どちらも良い作品だった」と、祝福の声が相次いでいる。


