ヒューマックスシネマ海外映画ポスター展に9万人来場！好評につき3月まで延長決定

ヒューマックスシネマ3か所で開催されている「海外版オリジナル映画ポスター展」に9万人が来場したことを受け、横須賀・池袋のヒューマックスシネマにて延長が決定。映画公開当時に実際に制作された海外版ポスターを観て、撮って楽しめる展示企画で、気に入ったポスターはオンラインサイトで購入することも可能だ。

海外版ポスターがロビーを彩り、多くの来場者の注目を集めている本企画。横須賀HUMAXシネマズは日本最大級の300枚を展示、池袋・成田の映画館も合わせると、合計385枚のポスターが展示されている。

この企画を発案したのは、同社の担当者・林氏。ある日、家族から「大学病院で海外版映画ポスターがずらっと展示されている」と聞き、興味本位で訪れたことが始まりだったという。

「実際に行ってみると、日本版とはひと味違うデザインに圧倒されました。展示を眺めていた人たちが“懐かしいね”と語り合う姿を見て、『海外版映画ポスターはアートだ！』と感じたんです。映画館でもきっと多くの方に喜んでいただけるはずと思いました」と言い、その後、展示会社Fine select Alchemi（以下アルケミ）の協力を得ながら準備を重ね、展示企画が実現した。

林氏は「以前から、成田HUMAXシネマズの券売機上にある歴代名作映画の壁画や、池袋グランドシネマサンシャイン様のエスカレーター装飾に憧れていました。装飾があることで、映画館に来ること自体へのワクワクが増すと思っています」と語り、300点を超える映画ポスターに囲まれた空間を作れたのは、1映画ファンとして本当に嬉しい経験でした」と語る。

「設置中から多くの方にご注目いただき、ご購入いただいた方もいてとても嬉しかったです。展示を通してお客様のワクワクが伝わってくるのを感じました」と観客からの反応も熱かったよう。

「映画を自宅でも楽しめる時代だからこそ、音響や映写設備、装飾、飲食など映画館全体で作品を楽しんでいただけるワクワクをつくっていきたいです。いるだけで楽しくなる映画館を目指して、企画を考えていきたいと思います」と、今後の展望についても語っている。