サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映で大反響を呼び、気鋭の映画会社NEONが争奪戦の末に米国配給権を獲得した話題のホラー映画『トゥギャザー』が2月6日(金)より全国公開となる。そのほかにも2026年は、NEON配給作として『しあわせな選択』『センチメンタル・バリュー』といった期待作が控えている。
設立からわずか8年でアカデミー賞常連へと躍進し、カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを6年連続で獲得した新進気鋭の映画製作・配給会社NEON。過去の配給作には『パラサイト 半地下の家族』『ロボット・ドリームズ』『サブスタンス』など日本でもヒットした話題作が並び、昨年日本を席巻した『8番出口』の北米配給権も獲得している。
今年のゴールデングローブ賞では、非英語作品ばかりの6作品で計21ノミネートという驚異のノミネート数を記録し、一段と注目を集めている。「45歳以下で、暴力や外国語、ノンフィクションに嫌悪感を持たない観客を主要ターゲットとする」というユニークなマーケティングもさることながら、パーソナルで大胆な物語と斬新な視点をもつ作品であることを重要視するという作品選びの基準を持つNEON。
そんな映画ファン信頼の会社が贈る、2026年日本公開が決定している作品の数々をご紹介する。
『トゥギャザー』2月6日(金)公開
『ロングレッグス』『シェルビー・オークス』などをヒットへ導き、ホラー映画界において年々存在感を増しているNEONが次に送りだす作品で、ボディホラー×恋愛共依存のジャンル・ミックス型ホラーである。サンダンス映画祭でお披露目され、激しい争奪戦が繰り広げられ最終的にNEONが高額入札し、北米配給権を獲得した本作は、恋愛の深層心理をリアルに追求し、あらゆる観客を「キモイけど笑える」「イタイのに目が離せない」と唯一無二の映画体験に引きずり込む。
倦怠期に差しかかったカップルが、超自然的な体の変異現象に見舞われ、シュールで皮肉な極限状況に陥ってしまう姿を描いた過激すぎるロマンティックホラー。メガホンをとったのは、オーストラリア出身の新人監督マイケル・シャンクス。主人公のカップルを、実生活でも夫婦であるデイヴ・フランコとアリソン・ブリーが演じる。究極の愛の形を斬新すぎるアイディアで見事に描き切った新たな鬼才監督の誕生に、NEONが高額入札したくなった理由も納得の一作だ。
そのほかに、2026年公開が決定している作品として、『センチメンタル・バリュー』(2月20日公開)、『しあわせな選択』(3月6日公開)、『IT WAS JUST AN ACCIDENT』(2026年公開)が発表されている。
『センチメンタル・バリュー』2月20日(金)公開

第78回カンヌ国際映画祭で本映画祭最長19分間に及ぶスタンディングオベーションで会場を沸かせ、堂々のグランプリ受賞。前作『わたしは最悪。』に続きNEONが配給を担当するのは、本年度アカデミー賞トップランナーとの呼び声も高いヨアキム・トリアー監督の最新作。身近な人々たちの間に生じる愛憎入り混じる感情を繊細に描くことに定評のあるヨアキム・トリアー監督が、本作では不器用にこじれた「親子」という名のしがらみを滑稽なまでに素直に描く。
『しあわせな選択』3月6日(金)公開

第82回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミアを迎え、第30回釜山国際映画祭ではオープニング作品として上映。第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表にも選出された名匠パク・チャヌク監督5年ぶりの最新作。突然の解雇で人生が一変するサラリーマンの姿をはじめ、それぞれ矛盾や葛藤を抱えたキャラクターの関係が、アイロニーとブラックユーモアを交えて描かれ、観客を予測不能な物語に引き込む。
『IT WAS JUST AN ACCIDENT』2026年公開

第78回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドールを受賞した、イランの巨匠ジャファル・パナヒ監督の最新作。現在もイスラム革命裁判所から、懲役1年、2年間の渡航禁止、政治・社会団体および派閥への参加禁止という厳しい措置を受けているパナヒ監督自身が、過去二度にわたって投獄された経験と同房で出会った人々のリアルな声から着想を得て制作されたユーモアたっぷりの復讐劇となっている。
2026年も「NEON」作品に注目が集まる。
『トゥギャザー』は2月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開。



