女優ナム・ジヒョンが時代劇で帰ってきた。
1月3日より放送中のKBS2時代劇『愛する盗賊様よ』(U-NEXTで日本配信中)は、ひょんなことから天下一の盗賊となった女性と、彼女を追っていた朝鮮の大君が、魂の入れ替わりをきっかけに互いを救い、やがて民を守ることになる、危険で壮大なロマンスだ。
ナム・ジヒョンは劇中、昼は病に苦しむ人々を癒やす医女として、夜は「ギルドン」という名の盗賊として生きるホン・ウンジョを演じている。
ナム・ジヒョンと時代劇、そしてラブコメ。この3つは、すでにヒットが証明された組み合わせだ。

tvNの月火ドラマ史上最高視聴率を記録した『100日の郎君様』を通じて、彼女は時代劇の重厚さとラブコメの軽快なリズムを同時にこなせる女優であることを示している。
その強みが、『愛する盗賊様よ』でも遺憾なく発揮された。落ち着いた声のトーンと安定した発声、韓服を見事に着こなす端正なビジュアルで時代劇というジャンルの軸をしっかりと支える一方、トウォル大君イ・ヨル(演者ムン・サンミン)を奴婢と勘違いしたことから始まる、コミカルさとときめきが共存するテンポの良い掛け合いで、作品に爽やかな活力を吹き込んだ。
清らかで芯の強いキャラクターにナム・ジヒョンならではの魅力が重なり、自然と視線を引きつける。
望まぬ婚礼を前にした複雑な心境から、思わず不意打ちのキスをしてしまうものの、かえって動揺して逃げ出してしまう姿や、その後、自分を必死に探していたヨルと再会し、落ち着きを失う様子までを、彼女は持ち前の愛らしさで描き出し、視聴者を甘いときめきに包み込んだ。

さらに、昼は病に苦しむ人々に向けた温かな眼差しと明るい笑顔で見る者を微笑ませ、夜になると一転して闇を駆け巡り、緊張感を生み出すなど、キャラクターの二重生活を生き生きと表現している。
「さまざまな状況の中で、ウンジョが立体的な人物として映ってほしかった」という本人の言葉どおり、ナム・ジヒョンが肉付けして完成させた多層的なキャラクターは、作品の面白さを大きく引き上げている。

このように、久々に時代劇で戻ってきたナム・ジヒョンは、視聴者の期待に応えるかのように、初回から自身の持ち味を鮮明に刻み込んだ。
なかでも第2話のラスト、互いを探していた2人が思いがけず再会する場面で交わされる、胸をくすぐるヨルの一言は、ウンジョだけでなく視聴者にも甘い余韻を残し、これから花開く2人のロマンスへの期待を高めている。
なお、『愛する盗賊様よ』は毎週土・日曜日に韓国KBS2で放送中。U-NEXTで日本配信されている。
(記事提供=OSEN)
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