『愛する盗賊様よ』でトウォル大君イ・ヨル役を演じるムン・サンミンが、ホン・ウンジョ(演者ナム・ジヒョン)と魂が入れ替わることで巻き起こる物語を本格的に描き出した。
目まぐるしく感情が揺れ動く“ジェットコースター級”の熱演が、視聴者の強い没入を誘った。
(※以下、第6話までのネタバレあり)
第5・6話では、ムン・サンミンがヨルの体に入ったウンジョの魂と完璧にシンクロし、新鮮な衝撃と笑いを届けた。外見は端正で威厳あふれる大君だが、中身は気さくで芯の強い女性ウンジョという状況。慣れない環境に突然置かれた人物の戸惑いを、細やかな表情や仕草で表現し、高い評価を得た。
さらに、繊細な表情の変化や声のトーン調整によって、もう一つのイ・ヨル像を構築。魂が入れ替わったという設定を軽快なコメディ演技でこなすだけでなく、切ない家族愛からアクション、ロマンスまで幅広く行き来し、“千の顔”ぶりを存分に発揮した。

特に、ウンジョと魂が入れ替わった後、宮中の地理が分からず右往左往したり、無理に尊大な態度を演じようとして失敗するヨルの姿は、笑いを誘った。
また、大妃(演者キム・ジョンナン)との対面シーンでは、大君としての威厳をかなぐり捨て、必死に場を取り繕おうとするムン・サンミンならではの表情演技が加わり、面白さを一層引き立てた。
ムン・サンミンの活躍は、コメディにとどまらず、胸を打つ家族愛やときめくロマンスへと広がっていく。ウンジョの家族であるチュンソム(演者ソ・ヨンヒ)と大君の姿のまま対面した場面では、切ない眼差しで温かな余韻を残した。
また、魂が入れ替わった状態で互いの秘密を共有しながら、微妙なロマンスの緊張感を紡ぎ、魂チェンジ・ロマンスならではの新鮮な魅力を際立たせた。

第6話のエンディングでは、魂が再び本来のイ・ヨルに戻るという劇的な展開が描かれた。
その瞬間、ムン・サンミンは眼差し一つで180度印象を変え、コミカルで繊細だったウンジョから、一気にカリスマ性あふれる本来のヨルへと切り替え、視聴者の興味を高めた。
「魂チェンジ」という設定を自然かつ魅力的にこなし、幅広い演技スペクトラムを示したムン・サンミン。本格的に幕を開ける今後の展開ではどのような活躍を見せるのか、注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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