朝鮮半島に古くから伝わる郷歌『薯童謡(ソドンヨ)』をモチーフに、百済の第27代王・威徳王(ウィドクワン)の息子である薯童と、新羅第26代王・真平王(チンピョンワン)の娘・善花姫の恋物語を描いたドラマ『薯童謠 ソドンヨ』。
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同作は時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督が、百済の姿を復元させようと、多くのトライを試みた意欲作でもある。
『薯童謡』製作当時、百済に関する詳細な史料は少なかったため、題材に取り上げられることがなかった。そのため、スタッフたちは中国や日本に残された史料を加え、ストーリーを作り上げなばならぬほど苦労したという。

主演を演じたチョ・ヒョンジェは主に韓国と中国を中心に活動を展開してきた彼だが、2013年に日本版ファンページをオープン(現在は閉鎖)。その前年の2012年には小規模ながらファンミーティングを行って3000席が即座に完売したという。
また、2012年にソン・スンホンのファンミーティングに特別出演。日本進出に意欲的だった。
時代劇の舞台となったロケ地が、観光名所になるのは日韓共通の現象だ。ただ韓国では観光客誘致に失敗したオープンセット場などが問題になることがしばしばある。
忠清南道(チュンチョンナムド)の扶余(プヨ)郡に作られた『薯童謡』オープンセット場もそのうちのひとつ。同郡が約6億円の投資を行い2006年に建設されたが、2014年の時点で訪れる人は月間1500人ほど。
入場料収益が年間約360万円だが、維持費が年間約2000万円かかるため、完全な赤字経営になっていると報道されている(2014年)。関係者にとっては非常にトホホな結果となった。
(文=韓ドラLIFE編集部)
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