道枝駿佑と生見愛瑠が共演する『君が最後に遺した歌』の劇中曲「君と見つけた歌」のミュージックビデオが初解禁された。
本作は、第26回電撃小説大賞を受賞した一条岬の2作目の小説が原作のラブストーリー。詩作を密かな趣味とし、代わり映えのしない日常を送る主人公・水嶋春人を道枝駿佑が、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音を生見愛瑠が演じる。
この度、生見演じる劇中アーティスト「Ayane」の情報解禁第3弾として解禁されたのは、春人と綾音が2人で初めてつくりあげた、この映画の序曲となる「君と見つけた歌」のMV。
詩作を趣味とする春人に、綾音が「歌詞をつくって欲しいの」とお願いし、2人が初めて一緒に作り上げた思い出の楽曲である。「世界が雨音なら 何も見えなくていい」「未来も過去もいらない」という歌詞には、「発達性ディスレクシア」を抱え、生きづらさを感じてきた綾音と、夢を持つことなく将来を描けなかった春人の、それぞれの葛藤や境遇が重なり、その思いを歌に込められている。
それは互いを見つめる時間となって、「世界が背を向けても 守りたい人がいる」と、少しずつ大切な関係になっていくことで、「闇に浮かび上がるは 君と見つけた歌」「闇を裂いて今を照らすよ」という前向きな歌詞へと変化を遂げていく。紡いだ言葉と奏でられる歌、何かが欠けたもの同士が互いに補うように支え合い、未来へ踏み出す勇気を与えてくれるメッセージソングとなっている。
MVは、綾音の叔父・マサ(萩原聖人)が営むトラットリアでのクリスマスライブシーンから始まる。三木孝浩監督が自らMVのディレクションを手掛け、ケンさん(新羅慎二)をはじめとするマサのバンド仲間と共に、バンドアレンジされた「君と見つけた歌」をAyaneが初披露する。映画の世界観をより深く味わえる、MVとなっている。

さらに、ステージで熱唱する綾音と、複雑な想いで見守る春人の場面写真も解禁。MVで登場する劇中のクリスマスライブシーン。堂々たる歌声で会場を沸かせ、心の底から音楽を楽しむAyaneの姿を目の当たりにした春人は、感動に震える反面、Ayaneの才能に羨望の眼差しを向け、持たざる自分との距離にわずかな嫉妬を滲ませる。

春人を演じた道枝は、「ひとつの感情ではない」と、春人の繊細な心の機微を表現することを意識したと心境を述べた。
音楽を愛し、楽しみながらパフォーマンスを披露するAyaneと、複雑な想いでAyaneの歌声に聞き入る春人…。対照的な2人の姿が写し出されている。
『君が最後に遺した歌』は3月20日(金・祝)より全国にて公開。



