田口トモロヲ監督作『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』のエンディング曲スペシャルMVが解禁された。
1978年、インディーズ誕生前夜の革命を描く本作。原作は地引雄一の「ストリート・キングダム」。脚本は宮藤官九郎が手がけた。

この度解禁されたのは、本作をしめくくる、エンディング曲のスペシャルMV。1980年にリリースされた「LIZARD」の楽曲「宣戦布告」を音楽監督の大友良英が新たに編曲・演奏、W主演の峯田和伸と若葉竜也が歌唱する。
今回のカバーは、撮影終了後しばらくして田口トモロヲ監督自ら2人へオファーしたもの。監督から「最後まで観てくれた人へのプレゼントに」と想いを託され、レコーディングは一発撮りで行われたという。
映像は、印象的なイントロとともに、峯田演じるユーイチが夜の街を駆け抜けるシーンから始まる。TOKAGE、軋轢、解剖室、ロボトメイアなど、1978年、まだ“インディーズ”という言葉すらなかった時代に革命を起こした若者たちの演奏シーンが次々と映し出される。
原作者・地引雄一の当時の写真や、京都大学・西部講堂に乗り込む場面では当時の実写映像も挿入され、熱狂の渦をよりリアルに感じとることができる。
さらに映像には、貴重なメイキングシーンもふんだんに収録。ユーイチ役の峯田、モモ役の若葉、サチ役の吉岡里帆をはじめ、仲野太賀、間宮祥太朗、中村獅童らキャスト陣が、田口監督とともに和やかな雰囲気の中、真摯に時に幸せそうにそれぞれの役に挑む様子が映し出される。
後半にはレコーディング風景に加え、撮影終盤に行われた田口監督の誕生日をサプライズでお祝いした時のミニライブの様子も収録。TOKAGEや軋轢のメンバーを演じたキャストに加え、S-TORA役の大森南朋や新宿ロフト店長役の渡辺大知らも集結し「アイデン&ティティ」を披露した貴重な映像も収められている。
さらに、3月16日(月)に豊洲PITにて行われたライブイベント付き試写会の模様も。“あの頃”のライブハウスさながらの熱気の中、峯田が若葉にバックドロップを決める衝撃シーンも収録されている。
ライブ後のトークでは、若葉が「楽屋で峯田さんに、バックドロップとか絶対しないでくださいねって話してた」と明かすと、峯田は「そんなこと言うから脳にこびりついてしまって。やらなきゃと思った」と応じ、会場を笑いに包んでいた。
新たな道を切り開いていった若者たちのムーブメントを描いた本作。キャスト・スタッフの熱量も感じられるスペシャルMVに仕上がっている。
『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』は全国にて公開中。



