映画『腹をくくって』企画発表記者会見が5月1日(金)、東映本社にて行われ、監督・撮影の木村大作が出席した。この日は同作に出演するメインキャストが発表され、山崎賢人、松山ケンイチ、松田龍平、古川琴音、北大路欣也、渡辺謙、阿部寛、佐藤浩市と豪華8名の俳優陣が名を連ねた。
映画『腹をくくって』は、黒澤明監督作品に撮影助手として参加し、以降キャメラマン(撮影監督)として『八甲田山』、『鉄道員(ぽっぽや)』、『散り椿』(監督)など数々の名作を創り続けている、巨匠・木村による製作映画。時代小説の名手・山本周五郎の短編に着想を得たストーリーで、敵討ち・暗殺・決闘という3つの見どころを配しながら、日本人としての美しく潔い生きざまを描く。

この日も、木村監督持ち味の愛のある過激発言がさく裂し、質疑応答の段では記者を逆指名するなどして、記者会見を沸かせてくれた。キャスティングについて、木村監督は「素晴らしい人たちがこの映画に出ていただけるので、本当に喜んでいます。すごいですよね、この映画の一番の売りはキャスティングです」と満足感をあらわに。それでも「この映画が封切って、こけたりしたらもう日本映画終わりだよねえ、自分も終わりだと思ってます。僕の年齢からいって、キャスティングプロデューサーはくどきにいくとき“これで最後です、出ていただけませんか?”と言ってんだろ、と」と毒づきを忘れず記者を笑わせていた。

主人公は山崎が担当するわけだが、なぜ山崎が主演かという質問が記者から飛ぶと「山崎賢人さんは、いまやヒットメーカーですよね。ただ、それだけで選んでいるわけじゃなくて。初めて生で2人きりになったことがあるんです。姿、形、こんないい色つやで、すごいですよ。見た目がある種、美しい青年を見た感じです。彼の映画も観ていますけど、それを感じない素の姿にいいなって感じがあったんです」とその印象を饒舌に語る。「すごい純真で、純朴で、非常にナイーブで。僕はキャメラマンなので、ある角度にいくと、インテリジェンスのある顔」と評し、すでに期待を感じさせていた。
映画『腹をくくって』は2027年、全国にて公開予定。
※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」


