女優パク・ボヨンが、Disney+シリーズ『ゴールドランド』を通じて自身の信念をさらに確固たるものにした。
5月28日、『ゴールドランド』の配信終了記念インタビューを行ったパク・ボヨン。
劇中でヒジュ役を務めた彼女は、これまでの自身のイメージを賢く覆し、冷ややかさと深みを兼ね備えた見事なサスペンス作品の主人公へと生まれ変わった。
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「明るく温かい」イメージからの脱却
人間の複雑な欲望と切迫感が渦巻く展開の中で、彼女は持ち前の澄んだ瞳に冷酷さと切迫感を同時に宿し、状況に応じた低音ボイスや乾いた口調を駆使してキャラクターの存在感を際立たせた。これまで数多くの作品で「温かく明るい」イメージで大衆に愛されてきた彼女が、一段と深まった演技の底力を証明してみせたのだ。

自身が演じた「ヒジュ」というキャラクターについて、パク・ボヨンは次のように語る。
「彼女の選択を理解し、尊重しようと努めました。現実的に考えれば、それがヒジュにとっての最善だったと思うんです。彼女自身は本来、犯罪とは無縁の生活を送っていたのに、ひょんなことから足を踏み入れてしまい、混乱の中で誤った選択を重ねてしまったのではないかと。もし彼女がすべてを完璧にこなしてしまったら、かえって理解できなかったと思います」
「善良な顔の裏の欲望」がもたらすカタルシス
「善良そうに見える人間が欲望をあらわにした時」に与えるカタルシスは強烈だった。大衆がパク・ボヨンに抱くイメージは『ゴールドランド』のヒジュによって見事に反転し、彼女はまた新たな顔を見せることで自身の演技スペクトルを広げることに成功した。
「そういう役に挑戦したい気持ちがあって、そうした作品を選んできました。もし大衆から『まだそういう顔は受け入れられない』と言われていたら、映画『コンクリート・ユートピア』以降はまた明るい作品に戻っていたと思います。幸いなことにある程度受け入れていただけて、その時にカタルシスを感じました。いくらこれまでとは異なる姿を見せたくても、受け入れてもらえなければ意味がありませんから。それでも『こんな一面もあるんだね』『次はどんな姿を見せてくれるんだろう』と関心を持っていただけて、年齢を重ねたことで見せられる私の新たな一面を視聴者の方々が受け入れてくれているんだなと実感しました」

「他人のものを欲しがらない」確固たる信念
“人間”パク・ボヨンとしては絶対にしないであろう選択を、“ヒジュ”を通じてできたことも、ひとつの快感だったという。
「それがこの作品を選んだ理由の一つでもあります。家でじっくり考えた時、自分の思い通りに生きてみたらどうなるだろうって。ヒジュとして欲を出してみたけれど、私自身として生きる上では欲望のままには生きられないと思います。それが私が俳優を続けている理由の一つでもありますね。短い間ですが、別の人生を経験できるわけですから」
さらに、「もしヒジュと全く同じ状況に置かれたら、どんな選択をすると思うか?」という質問に対し、パク・ボヨンはユーモアを交えて答えた。

「“インタビュー用”の回答なら、『絶対にそんなことはせず、すぐに自首して気持ちを楽にして生きると思います』と答えますね(笑)。でもインタビューじゃなかったら……『やれるところまでやってみるべきか?』と悩むかもしれません。それでもやっぱり、『善良に生きよう』という思いがより強くなりました。元々持っていた信念がより確固たるものになったというか、『他人のものを欲しがらないようにしよう』と。俳優としては、ジャンル作品ならではの演技が少し分かった気がします。これからはもっと想像力を膨らませながら台本を読めそうです」
パク・ボヨンが主演する『ゴールドランド』は、Disney+で配信中。
(記事提供=OSEN)
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