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「何のために?」と迷った時に。そっと背中を押してくれる“お仕事系”韓国ドラマ4選

もうすぐ6月。新しい部署へ異動した人も、4月から新しい環境でスタートをきった方も、連休が明けてようやく日常のリズムを取り戻してきた人も、五月病に悩まされている人もいる時期ではないだろうか。少しずつ気持ちを整えながら、ここからもう一段ギアを入れたいところ。そこで今回は、そんなタイミングにぴったりな“お仕事”を主軸に置いた韓国ドラマを特集していきたいと思う。

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もうすぐ6月。新しい部署へ異動した人も、4月から新しい環境でスタートをきった方も、連休が明けてようやく日常のリズムを取り戻してきた人も、五月病に悩まされている人もいる時期ではないだろうか。少しずつ気持ちを整えながら、ここからもう一段ギアを入れたいところ。そこで今回は、そんなタイミングにぴったりな“お仕事”を主軸に置いた韓国ドラマを特集していきたいと思う。

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『恋愛ワードを検索してください』(2019)

イム・スジョン、イ・ダヒ、チョン・ヘジンがトリプル主演をつとめる、“仕事”を軸に生きる大人の女性たちと年下男性との恋愛を描くスタイリッシュな恋愛ストーリー。異なる価値観や悩みを抱える3組のカップルの恋愛模様を通して、キャリア・恋愛・人生の選択に揺れる現代女性たちの姿をリアルに映し出している。

(画像=tvN)

物語の中心となるのは、ポータルサイト業界で働く3人のキャリアウーマン。仕事への情熱を武器に第一線を走り続ける彼女たちは、それぞれ年下男性との出会いをきっかけに、これまで見えていなかった感情や価値観に向き合っていく。恋愛だけでなく、働く女性たちの葛藤や成長を描いているのも注目したいポイントだ。臆せず物事に向かっていく女性の姿は、いつ見てもかっこいい。信念をもって仕事に臨むべきだということを再認識させてくれる作品である。

『今日のウェブトゥーン』(2022)

松田奈緒子による人気コミック『重版出来!』を韓国でドラマ化した本作。ウェブトゥーン業界を舞台に、新米編集者たちが仕事を通して成長していく姿を描いたヒューマンドラマだ。主演は、最近I.O.Iとしてカムバックし、『社内お見合い』でも人気を集めたキム・セジョン。漫画をこよなく愛する元柔道選手オン・マウム役を演じ、持ち前の明るさと粘り強さで周囲を巻き込みながら奮闘する姿が印象的な作品だ。

(画像=SBS)

物語は、マウムが大手IT企業NEONのイベントスタッフとして働く中で、憧れの漫画家と出会うところから始まる。その経験をきっかけにウェブトゥーン部への入社を志し、一度は採用に落ちながらも、契約社員として働くチャンスを掴み取る。夢だった業界に飛び込んだ彼女だが、そこで待っていたのは理想だけでは乗り越えられない厳しい現実だった。副編集長のソク・ジヒョン(演者チェ・ダニエル)から仕事の厳しさを学びながら、数々のトラブルにも立ち向かっていく。

『いつかは賢いレジデント生活』(2025)

大人気ドラマ『賢い医師生活』シリーズから誕生したスピンオフ作品。舞台となるのは、“賢医”でおなじみのユルジェ病院の分院である鍾路ユルジェ病院の産婦人科。医師としての第一歩を踏み出したばかりの1年目のレジデントたちが、失敗や挫折を重ねながら成長していく姿を描いている。

(画像=tvN)

作中では、ミスを連発して指導医に叱責され、患者とのコミュニケーションにも苦戦する新米医師たちの等身大の姿がリアルに映し出されるのがなんともリアル。思い通りにいかない毎日に戸惑いながらも、仲間との友情や患者との出会いを通して少しずつ前へ進んでいく過程は、見どころのひとつだ。

すでに一人前の医師として活躍していた『賢い医師生活』の主人公5人とは異なり、本作の中心となるのは、社会人としても医療従事者としても未熟なレジデントたち。それぞれ異なるバックグラウンドや個性を持ちながら不器用に成長していく彼らの姿に、筆者自身も新卒時代の自分の姿を重ねてしまった。新しい環境でスタートをきった人にはもう少し頑張ってみようという勇気を、ベテランの人には忘れかけていた初心を思い出させてくれる作品だろう。

『ミセン -未生-』(2014)

WEBTOONが原作となっているドラマ。“ミセンシンドローム”と呼ばれる社会現象も巻き起こした。数々のドラマ賞を席巻しただけでなく、日本では2016年からピッコマで配信され、さらに2016年にはフジテレビで『HOPE~期待ゼロの新入社員~』としてリメイクドラマ化、2025年には日本でミュージカル化されるなど、高い支持を集めた。

(画像=tvN)

物語の主人公は、プロ囲碁棋士への夢を断念し、アルバイト生活を送っていたチャン・グレ(演者イム・シワン)。母親の紹介をきっかけに、大手総合商社「ワン・インターナショナル」の契約社員として働くことになる。学歴も社会経験も乏しいグレは、厳しい上司オ課長のもとで叱責を受けながらも、持ち前の観察力と誠実さで少しずつ周囲との信頼を築いていく。

一方で、同期社員たちもそれぞれ悩みを抱えている。能力は高いにもかかわらず女性であることを理由に正当な評価を得られないアン・ヨンイ(演者カン・ソラ)、グレへの対抗心に揺れるチャン・ベッキ(演者カン・ハヌル)、理不尽な上司に振り回されるハン・ソンニュル(演者ピョン・ヨハン)など、多彩なキャラクターたちの葛藤がリアルに描かれるのも本作の魅力だ。

学歴偏重や女性差別、年功序列など韓国社会に根付く問題を鋭く映し出しながら働く人々の苦悩や成長を丁寧に描いた作品。日本の社会人にとっても強い共感を呼ぶヒューマンドラマだ。

時折「自分は何のために働いているのだろう」とふと立ち止まってしまうこともあるはず。そんなときに、まっすぐに仕事と向き合い、壁にぶつかりながらも前へ進む主人公たちの姿を見ると、力が湧いてくる。韓国ドラマにはそんな力を与えてくれる作品が数多く存在している。皆さんが仕事を頑張るときに見たくなる作品もぜひ教えてほしい。

(文=豊田 祥子)

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