※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

本当に同じ人!?悪役で震え、善人で泣かせる“カメレオン俳優”たちのすごすぎる演技力

光が強ければ強いほど、その影もまた深くなるように。優れた俳優が魅せる「善」の輝きは、彼らが「悪」を演じた瞬間に、凄まじいまでの恐怖へと反転する。

韓流・華流 韓ドラLIFE
注目記事
本当に同じ人!?悪役で震え、善人で泣かせる“カメレオン俳優”たちのすごすぎる演技力
本当に同じ人!?悪役で震え、善人で泣かせる“カメレオン俳優”たちのすごすぎる演技力 全 1 枚
/
拡大写真

光が強ければ強いほど、その影もまた深くなるように。優れた俳優が魅せる「善」の輝きは、彼らが「悪」を演じた瞬間に、凄まじいまでの恐怖へと反転する。

【関連】ドラマの行方を左右する!圧倒的な存在感を放つ“魅惑的な悪役たちに魅せられる”ドラマ5選

今回は、善人と悪人を巧みに往復し、観る者の脳裏に焼き付いて離れない“怪演”を見せる名優たちの真髄を解剖していく。

ユ・ジェミョン―善と悪を自在に行き来する“演技の神”

(写真=JTBC/tVN)

長年舞台で培った実力で、遅咲きながら韓国映像界に欠かせない存在となった名バイプレーヤー。作品ごとにまとうオーラが180度変わる、真のカメレオン俳優。

そんなユ・ジェミョンが演じた悪役の中でも脳裏に深く刻まれているのが、日本でも大ヒットした『梨泰院クラス』のチャン・デヒ。飲食業界の絶対的権力者であり、主人公パク・セロイ(演者パク・ソジュン)の宿敵となる長家(チャンガ)の会長。特殊メイクで実年齢よりはるか上の老人に扮し、底知れない冷酷さと傲慢さ、そして観る者を圧倒する威圧感で視聴者を恐怖に陥れた。

また、彼の真骨頂は悪役だけには留まらない。『ヴィンツェンツォ』では一転して、社会的弱者のために闘う人情派の弁護士を好演。どこかお茶目で温かく、不条理な社会に対して優しくも強い正義感を燃やす背姿は、多くの視聴者の心を掴んだ。

撮影秘話(梨泰院クラス:チャン・デヒ)

実年齢よりはるか上の老人を演じるため、毎回数時間をかけて過酷な特殊メイクを施して撮影に挑んだユ・ジェミョン。ある時、メイクをした姿のままスタッフたちと一般の飲食店に堂々とご飯を食べに行き、周囲を驚かせたというお茶目なエピソードがある。また、彼があまりにもリアルに老人の「体力の衰え」や「歪んだ威圧感」を演じきったため、共演したパク・ソジュンは「対峙するだけで自然と役に入り込めた」と絶賛した。

パク・ソンフン―最凶のサイコパスから究極の癒し系へ

(写真=tVN/JTBC)

端正で洗練されたビジュアルと圧倒的な演技力を武器に、狂気に満ちた悪役から視聴者の心を奪う一途なロマンスまで、幅広いジャンルで存在感を放っている実力派俳優。甘いマスクとは裏腹に凶悪でサイコパスな悪役の印象が強いパク・ソンフン。特に『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で演じたチョン・ジェジュンは、常軌を逸した冷徹な眼差しと、何をしでかすかわからない危険な狂気をまとった人物。予測不能な豹変ぶりで視聴者に強烈な恐怖を植え付けた。

さらに『涙の女王』では、ヒロインを執拗に追い続けるユン・ウンソン役で再び視聴者を震撼させた。ヒロインへの執着や復讐心の裏にある「愛されたい」という枯渇した感情を見事に体現し、単なる憎まれ役を超えた「同情の余地を感じさせる悪役」として深い余韻を残した。しかもどちらの作品でも壮絶な最期を迎えており、視聴者の記憶に深く刻まれている。

なお、悪役のイメージから180度違う、穏やかでホッとする役柄も紹介しよう。『未婚男女の効率的な出会い方』では、誠実で包容力100%のソン・テプン役を爽やかに好演。お酒も飲まないクリーンな私生活と、一度心に決めたヒロインを一途に優しく支え続ける「最後まで誠実」な姿で、悪役時のトラウマを完全に払拭する癒しを提供した。

撮影秘話(涙の女王:ユン・ウンソン)

前作『ザ・グローリー』の悪役(チョン・ジェジュン)に続き、本作でもあまりの悪役ぶりのハマり役に、ドラマを愛聴するおばさまたちから私生活で「ヘイン(ヒロイン)から離れなさい!」「ヒョヌ(演者キム・スヒョン)をいじめるんじゃないよ!」とガチで怒られたそう。本人はいたって気さくで優しい性格のため、「ウンソンは悪い奴ですが、僕は悪い人間じゃありません(笑)」とSNSで弁明する事態になり、視聴者を和ませた。

イム・ジヨン―狂気の悪女から凛としたヒロインまで

(写真=Netflix/JTBC)

今、韓国ドラマ界で最も勢いのある女優の一人といえばイム・ジヨンだろう。話題作『素晴らしき新世界』が絶好調の彼女は、映画『情愛中毒』での鮮烈なデビュー以降、着実にキャリアを積み重ね、今や話題作のオファーが絶えない「ヒット作の女王」へと成長した。

そんな彼女のハマり役といえば、『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』のパク・ヨンジンだ。主人公ドンウン(演者ソン・ヘギョ)の人生を狂わせた「いじめの首謀者」を怪演。特に感情が爆発するシーンでみせる強烈な「キレ芸」や、相手を追い詰める冷酷な表情は圧巻。「韓国ドラマ史に残る悪役」と称されるほど高い評価を獲得した。

そんな中、これまでの悪女イメージを鮮やかに覆したのが、時代劇『オク氏夫人伝』で演じた主人公オク・テヨン。他人の名前と身分を偽って生きることになった、聡明でたくましい女性を熱演。自分の運命に抗いながらも、困っている人々を助けようとする正義感と凛とした美しさで、「守られるヒロイン」ではなく、「自らを切り拓くヒロイン像」を確立した。

撮影秘話(ザ・グローリー:パク・ヨンジン)

劇中で常にヒステリックに怒鳴り散らし、顔の筋肉をフルに使って狂気を表現していたイム・ジヨン。ある1日中叫び続ける過酷なシーンの撮影後、翌日に完全に声がガラガラになってしまい、喉のケアが一番大変だったと明かしている。また、タバコを吸うシーンの美しい手つきを再現するために、細かい角度まで何度も家で鏡を見て練習したというストイックな裏話も。

キム・ソヨン―狂気的な悪女から素朴な女性まで

(写真=SBS/JTBC)

子役として芸能界入りして以来、30年以上にわたり第一線を走り続けるキム・ソヨン。圧倒的な目力とシャープな美貌を持ち、バラエティで見せる極度の「おっとりした素顔」とのギャップでも愛されるトップ女優。

『検事プリンセス』『ロマンスが必要3』といった、仕事も恋も全力で向き合う魅力的なヒロインを演じてきたが、彼女の俳優人生を語るうえで欠かせないのが、「悪女」という役柄で魅せる圧倒的な存在感だ。

その代表作が韓国でも大ヒットを記録した『ペントハウス』のチョン・ソジンだろう。ソジンは欲望と狂気に取り憑かれたソプラノ歌手で、自身の地位と名誉を守るために手段を選ばず、邪魔者は容赦なく排除する。怒りに満ちた眼差し、感情が爆発する絶叫シーン、そして一瞬で空気を凍りつかせる冷酷な表情。その迫真の演技は視聴者を震え上がらせ、「韓ドラ史に残る稀代の悪女」として視聴者に強烈なインパクトを与えた。

彼女にとっては2000年のドラマ『イブのすべて』以来約20年ぶりの悪女役となったが、同作の演技でSBS演技大賞の大賞を受賞するなど、数々の賞に輝いた。

撮影秘話(ペントハウス:チョン・ソジン)

作中屈指の名シーンである、父親を見殺しにした後に血のついた手で狂気的にピアノを叩きつける場面。キム・ソヨンはピアノが全く弾けなかったのだが、このシーンのために数カ月間、楽譜が読めないにもかかわらず「鍵盤の位置を丸暗記」して猛特訓。本番ではほとんど吹き替えなしで圧巻の怪演を披露し、現場の全スタッフからスタンディングオベーションが起きたという。

まさに「同一人物とは思えない」という言葉がぴったりの、凄まじいギャップを見せてくれたカメレオン俳優たち。撮影現場でのストイックな努力や、本来のチャーミングな素顔を知ると、彼らの怪演がさらに魅力的に見えてくる。

「あの最凶の悪役が、こんなに愛らしい善人を演じていたなんて!」という驚きこそ、韓国ドラマから抜け出せなくなる最大のスパイス。その圧倒的な演じ分けをぜひその目で確かめてみては。

(文=韓ドラ編集部)

【関連】『未婚男女の効率的な出会い方』パク・ソンフン、言葉より行動で示す姿に“胸キュン”

【写真】『素晴らしき新世界』イム・ジヨン、水着姿で魅せる極細ウエストと美しい鎖骨デコルテ

【関連】半地下からタワマンまで…韓国ドラマ・映画が映し出す「住宅ヒエラルキー」

《韓ドラLIFE》

特集

この記事の写真

/