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リチャード・リンクレイター監督『ヌーヴェルヴァーグ』と『勝手にしやがれ』の比較場面写真公開

リチャード・リンクレイター監督最新作『ヌーヴェルヴァーグ』より本家『勝手にしやがれ』との比較場面写真と、全国の劇場関係者によるコメントが解禁された。

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『ヌーヴェルヴァーグ』© 2025 ARP - Detour Development LLC ©JeanLouisFernandez
『ヌーヴェルヴァーグ』© 2025 ARP - Detour Development LLC ©JeanLouisFernandez 全 12 枚
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リチャード・リンクレイター監督最新作『ヌーヴェルヴァーグ』より本家『勝手にしやがれ』との比較場面写真と、全国の劇場関係者によるコメントが解禁された。

本作は、1959年にジャン=リュック・ゴダールが手掛けた長編デビュー作にして、ヌーヴェルヴァーグ=「新しい波」と呼ばれる革新的な映画運動の記念碑的作品『勝手にしやがれ』誕生の舞台裏を描いた青春物語。

学生時代からヌーヴェルヴァーグに夢中になり、その自由な撮り方と姿勢に大きな影響を受けたというリチャード・リンクレイター監督は、この企画を10年以上前から温めてきたと語る。

本作は『勝手にしやがれ』のスタイルに倣い、白黒・全編ほぼフランス語で制作。出演者も、監督作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』に出演したゾーイ・ドゥイッチ以外はほぼ無名のキャスティングとなっている。

この度解禁されたのは、不朽の名作『勝手にしやがれ』と本作『ヌーヴェルヴァーグ』の比較場面写真。

『ヌーヴェルヴァーグ』© 2025 ARP - Detour Development LLC ©JeanLouisFernandez
『勝手にしやがれ』© 1960 STUDIOCANAL - Société Nouvelle de Cinématographie – ALL RIGHTS RESER

ジャン=ポール・ベルモンド演じる自動車泥棒のミシェルと、ジーン・セバーグ演じるアメリカ人留学生のパトリシアがパリのシャンゼリゼ通りを寄り添って歩く象徴的なシーンでは、『ヌーヴェルヴァーグ』でパトリシアがアメリカの新聞「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン」のロゴが入った洋服を纏いながら売り歩く姿を完璧に再現している。

ジーン・セバーグを演じたゾーイ・ドゥイッチと、ジャン=ポール・ベルモンドを演じたオーブリー・デュランは、『勝手にしやがれ』を何度も見て、歩幅やセリフを読む秒数まで頭に入れて撮影に挑んだという。

『ヌーヴェルヴァーグ』© 2025 ARP - Detour Development LLC ©JeanLouisFernandez
『勝手にしやがれ』© 1960 STUDIOCANAL - Société Nouvelle de Cinématographie – ALL RIGHTS RESER

さらに、郵便配達用の三輪車の中にカメラマンのラウール・クタールを隠して2人を撮影するゴダールの姿も写り込んでいる。パトリシアがウィンドウに映る自身を見つめるカット、咥えたばこで新聞を手に持つミシェル、フレンチファッションのアイコンであるボーダーを身にまとう2ショット、新聞を丸めてのぞき込むキュートなパトリシアの再現など、そっくりショットが満載だ。

『勝手にしやがれ』© 1960 STUDIOCANAL - Société Nouvelle de Cinématographie – ALL RIGHTS RESER
『ヌーヴェルヴァーグ』© 2025 ARP - Detour Development LLC ©JeanLouisFernandez

なお、本作の公開を記念し、ゴダールの『勝手にしやがれ』4Kレストア版が7月24日(金)より、『気狂いピエロ』2Kレストア版が7月31日(金)より順次公開される。

日本全国の映画を愛する映画館関係者からも絶賛コメントが到着した。

■中島ひろみ(シアターキノ/支配人)

『普通』という固い殻を壊すとき、自由の顔が現れる。何者にもなっていない今この瞬間を生きる1958年の夏。それはカメラに愛された瞬間の連続だった。まぶしいほどにゴダールはずっとゴダールだと実感。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『惑星ソラリス』

■京都シネマ・スタッフ

リンクレイター監督ならではの軽やかさによって再現された『勝手にしやがれ』の舞台裏は、『勝手にしやがれ』の面白さや神格化された天才の遊び心を見事に感じさせてくれる作品でした。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『アメリ』

■かわざかな(伏見ミリオン座/スタッフ)

名を馳せる前、まだ誰でもない若者たち。無鉄砲に、わがままに、それぞれの熱をもってぶつかり合う姿のまばゆさを浴びては、触発されずにいる方が難しい。彼らのように、創作活動という熱に浮かされてみたくなった。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『はちどり』

■高橋周太郎(株式会社松竹マルチプレックスシアターズ/番組編成部)

モノクロ&スタンダードサイズで描かれる世界観に、当時の映画人たちの魅力が溢れており、映画の撮影シーンが進むほど、ゴダールたちと同じくワクワクしました。映画が大好きな人こそ魅力を感じる一本ですので、彼らが愛していた映画館でぜひご覧ください。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『トータル・リコール』

■フォーラム仙台・マネージャーN

生意気で自信過剰、そして嫉妬むき出し、青春映画の主人公そのもののゴダールから目が離せない!映画史を塗り替えようとするその数週間を覗かせても貰えたような幸せな時間でした。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』

■本杉愛理(Stranger/番組編成)

ヌーヴェルヴァーグ、ゴダール……その響きに憧れを抱き続けてきた私の個人的な映画との思い出さえも、リンクレイターは躍動する息吹と共に映画史の大きな波のなかへ招き入れ、今ここに新たな意味を与えてくれました。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『光りの墓』

■シネリーブル神戸・劇場営業

『映画芸術とは』と聞かれても、誰かを納得させられる程の理論も持ち合わせずここまでやってきた。本作のあるシーンで、周りが絶賛する中カットを切ったゴダールが、『分からない』と言ったことに僕は深く安堵した。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『気狂いピエロ』

■河本清順(シネマ尾道/支配人)

映画製作の現場に、こんなにも自由で楽しく、豊かな時代があったとは。『映画は自由だ』とあらためて教えてくれる、映画ファンの心を躍らせる素敵な作品でした。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『ポンヌフの恋人』

■ル・シネマキャトル・館主

"シネフィル"には堪らないシーンの連続!作品を観ている最中、あの時代の空気を一緒に吸ってるようで、ずっとニヤニヤしっぱなしでした!

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『幸福~しあわせ~』

『ヌーヴェルヴァーグ』は7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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