ドラマ『夫婦の結末』(Disney+で日本配信中)が韓国放送開始からわずか2話で自己最高視聴率を更新し、本格的な上昇ムードを見せている。しかし、視聴率21.6%を記録したドラマ『エージェント・キム: リアクティべーティッド』(Netflixで日本配信中)の勢いは依然として圧倒的だ。
7月5日に放送された『夫婦の結末』は、全国視聴率6.4%を記録(ニールセンコリア調べ)。瞬間最高視聴率は7.2%まで上昇し、初回から2.0ポイント伸ばして自己最高を更新するなど、好調な滑り出しとなった。
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『エージェント・キム』は驚異の20%超え
一方、『エージェント・キム』は初回9.5%でスタートし、第2話で15.7%、第3話で18.8%、そして第4話では21.6%を記録。右肩上がりの勢いで視聴率を伸ばし、お茶の間を席巻している。
『夫婦の結末』もOTT(動画配信サービス)では好調なスタートを切った。
配信開始直後にはDisney+の「今日の韓国TOP10シリーズ」で1位を獲得。また、FUNdexのレポートでは、TV・OTTドラマ話題性6位、TVドラマ話題性4位にランクインし、話題作として存在感を示している。
とはいえ、『エージェント・キム』が見せる世界的なヒットぶりとの差はまだ大きい。
同作はNetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)で1位を獲得し、視聴数1050万、視聴時間4410万時間を記録。4週連続首位だった『鉄槌教師』を抜いてトップに立ったほか、韓国、香港、シンガポール、インドネシア、台湾など11カ国で1位を獲得し、世界79カ国でTOP10入りを果たすなど、グローバルでも圧倒的な人気を集めている。
ナムグン・ミンら実力派キャストの熱演と予測不能な展開が好評
それでも『夫婦の結末』が好調を維持している理由は、俳優陣の高い演技力と、先の読めないストーリー展開にある。

平凡な脳神経外科医カン・テジュ役のナムグン・ミンは、妻の誘拐事件をきっかけに人生を大きく狂わせていく姿を圧倒的な存在感で演じ、「信じて見られる俳優」としての評価を改めて証明した。
また、キム・デミョンは誘拐犯ノ・マンヒ役として狂気と冷酷さを行き来する存在感を発揮。イ・ソルも誘拐被害者コ・セユンの恐怖や極限状態での心理を繊細に表現し、作品に緊張感を与えている。
さらに、従来の犯罪スリラーとは異なる構成も視聴者から好評を得ている。
第1話から「妻を消してほしい」という夫の衝撃的な依頼で幕を開け、犯人探しではなく「なぜ誘拐が起きたのか」という謎に焦点を当てることで、ジャンルの定番を覆す展開を見せている。
夫カン・テジュ、誘拐犯ノ・マンヒ、被害者コ・セユン、それぞれの思惑が交錯する心理戦と予測不能などんでん返しが物語を大きく動かし、スタイリッシュな映像美や緻密な伏線、緊迫感あふれる演出も相まって、視聴者の没入感を一層高めている。
(記事提供=OSEN)
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