ソ・ジソブ主演のドラマ『エージェント・キム:リアクティベーティッド』(Netflixで日本配信中)が視聴率20%を突破し、歴代級のヒットを記録している中、ナムグン・ミン主演の『夫婦の結末』(Disney+で日本配信中)、チソン主演の『マンションのお仕事』(Netflixで日本配信中)まで、“演技大賞”受賞俳優たちが週末ドラマ枠で激突している。
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視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、7月11日に放送されたSBSドラマ『エージェント・キム』第6話は、全国世帯視聴率22.3%を記録した。前日10日に放送された第5話の20.5%から1.8ポイント上昇した数字であり、自己最高視聴率を更新した。
『エージェント・キム』は、7月4日に放送された第4話で全国世帯視聴率21.6%を記録し、20%の大台を突破して大きな話題を集めている。テレビ業界全体が不況に見舞われ、とりわけ地上波ドラマの視聴率低迷が続く中、2桁視聴率を超えただけでなく、放送開始からわずか2週間で20%台を記録するという快挙を成し遂げ、熱い注目を集めている。
こうした中、同時間帯に放送される競合作との視聴率争いにも注目が集まっている。
まず、7月4日にはKBS2ドラマ『夫婦の結末』が放送をスタート。ナムグン・ミン主演の同作は、第1話で視聴率4.4%、第2話で6.4%を記録し、上昇傾向を見せた。11日に放送された第3話では5.3%とやや下がったものの、偶数話では再び数字を伸ばすのではないかとの期待が高まっている。
さらに、JTBCの新ドラマ『マンションのお仕事』も7月11日に初回放送を迎えた。後発作品という不利な条件もあり、第1話の視聴率はニールセン・コリアの有料放送世帯基準で4.6%を記録。『エージェント・キム』や『夫婦の結末』には及ばない数字ではあるが、前作『新入社員カン会長』が10%前後の高視聴率を記録していたことに加え、放送開始時期が最も遅いことを考慮すると、今後さらに視聴率を伸ばす可能性は十分に残されている。
注目すべき点は、3作品がいずれも、実力派のベテラン男性俳優を主演に据えていることだ。

『エージェント・キム』のソ・ジソブ、『夫婦の結末』のナムグン・ミン、『マンションのお仕事』のチソンはいずれも、地上波3局(KBS・MBC・SBS)の年末演技大賞で最高賞(大賞)を受賞した経歴を持つ俳優たち。その“大賞俳優”同士による競演が週末ドラマ市場で実現し、視聴者の関心を一層高めている。

現時点では、『エージェント・キム』が視聴率20%超という圧倒的な数字で首位を独走している。
娘を救うためなら手段を選ばない主人公を演じるソ・ジソブの迫力あるアクションに加え、チェ・デフンやユン・ギョンホらとの息の合ったコミカルな掛け合いも視聴者から高く評価されている。さらに、Netflixのグローバル非英語シリーズ部門で1位を獲得し、その勢いをさらに加速させた。
一方で、原作ウェブトゥーンに由来する『エージェント・キム』の設定をめぐっては、韓国の極右系コミュニティ「イルベ」との関連性を指摘する議論も続いている。作品が高い人気を誇る一方で、忘れた頃に再燃する過激な設定をめぐる賛否も、批判の対象として挙げられている。
そうした中、ナムグン・ミン主演の『夫婦の結末』、チソン主演の『マンションのお仕事』が、ソ・ジソブ主演『エージェント・キム』の高い壁を越えることができるのか。久々に誕生した“圧倒的ヒット作”の行方とともに、週末ドラマの視聴率争いの今後にも大きな注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)
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