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チェ・ジョンヒョプ「役になるときはただただ一生懸命」穏やかさとストイックな素顔に集まる期待

橋本環奈主演のABEMAオリジナルドラマ「バカンスの法則」で、ミステリアスな管理人を演じたチェ・ジョンヒョプにインタビューを実施。演じた役や撮影エピソードについて語ってもらった。

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チェ・ジョンヒョプ/photo:You Ishii
チェ・ジョンヒョプ/photo:You Ishii 全 15 枚
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人気漫画家・東村アキコが原作・脚本・監督を務めるABEMAオリジナルドラマ「バカンスの法則」。橋本環奈とチェ・ジョンヒョプの共演も話題の本作は、日常と非日常の狭間で繰り広げられる“デトックス・ロマンス”だ。

「バカンスの法則」(C)AbemaTV, Inc.

橋本演じる主人公が、都会の日々に疲弊しきった末に海辺の別荘へ。そこでミステリアスな管理人と出会い、思いがけない運命をたどることになる。その管理人男性を演じるのが、大ヒットした「Eye Love You」に続き、再び日本のドラマに出演するチェ・ジョンヒョプ。

プロモーションのため来日したチェ・ジョンヒョプは物腰柔らかく、優しい笑顔で、きっと主人公を癒す存在になるのではないか。過密スケジュールにもかかわらず、彼の周りだけは時間が止まっているかのような穏やかな空気、そして仕事のことになるとチラリと覗くストイックな素顔に、そんな期待が高まった。

チェ・ジョンヒョプ/photo:You Ishii

2度目の日本ドラマ出演
「情熱を持った姿勢は一緒」

――ミステリアスな管理人・西上をどう演じようと思いましたか?

おっしゃる通り西上はミステリアスなキャラクターなので、そこをどう表現するかすごく考えました。共演の皆さんが個性的なお芝居をなさっていて面白かったのですが、僕はミステリアスな管理人なので見守っていないといけない。笑いをこらえるのが難しいこともありましたね(笑)。

――演じていて、面白さを感じた部分は?

僕の考えていた管理人像と、日本の管理人像には少しだけ違いがありました。なので、日本の管理人像を知るのが興味深かったですし、違いを意識して演じるのも楽しかったです。

「バカンスの法則」(C)AbemaTV, Inc.

――日本のドラマへの出演は2度目になります。日本のドラマと韓国のドラマの制作における違いを感じていますか?

基本的には似ている気がします。そう言い切れるほどの経験があるわけではありませんが、韓国の制作現場も日本の制作現場も一丸になり、情熱を持って作品を作る姿勢は一緒だと思います。

――ご自身の取り組み方に変化はありましたか?

作品と向き合う姿勢は変わりませんが、2度目だったこともあって現場の流れをスムーズにつかむことができました。現場用語を少し覚え、言葉の意味が正確には分からなくても雰囲気で察することができました。もちろん、それは現場で助けてくださる皆さんや通訳の方々のおかげでもあります。

チェ・ジョンヒョプ/photo:You Ishii

――「Eye Love You」は韓国人男性の役でしたが、今回は違いますね。

それがかなりのプレッシャーでした(笑)。(「Eye Love You」で演じた)ユン・テオのイメージから抜け出す必要もありましたし。なるべく自然にやろうと努力しましたね。

――日本語の台詞をどう覚えていますか?

(文章を)どこで区切ればいいのか、そのチェックから始めます。韓国語にはない単語もありますから、覚えて話して、また覚えて話しての繰り返しですね。不自然なところもあると思いますが、温かく見守っていただければ。

現実はバカンスからは遠い…!?

――シリアスなドラマからファンタジーテイストのものまでジャンルは様々ですが、チェ・ジョンヒョプさんの出演作は人間の内面を丹念に描いている作品が多いように思います。ご自身としては、どんな作品・役柄に惹かれますか?

おっしゃっていただいたように、僕は人間の内面を表現するのが好きです。外側に現れているものではなく、内側にあって外からは見えないものを表現したい。この「バカンスの法則」に関しても、僕は西上が内に秘めているものを表現したいと思いました。

「バカンスの法則」(C)AbemaTV, Inc.

――視聴者や観客の立場になったときも、そういった作品に惹かれますか?

いいえ(笑)。個人的には、B級コメディやヒーロー映画をよく見ます。職業柄と言うべきか、俳優として関わっているようなタイプの作品だと、集中して見るのが逆に難しくなってしまうんですよね。もちろん、演技の勉強のために見ることはありますし、好きなんですけど。仕事を離れて純粋に楽しみたいときは、何も考えずに見られるものを選びがちです。

――例えば、どんな作品を?

あ~、なんだろう…? 今の職業を選ぶ前から好きだったのは、『スパイダーマン』や『ホーム・アローン』。家でくつろいでいるときに気軽に見るとなると、そういった作品になるかなと思います。

チェ・ジョンヒョプ/photo:You Ishii

――「バカンスの法則」は日常と非日常の狭間で展開する物語です。俳優であるチェ・ジョンヒョプさんには、“ご自身の日常”と“演じる役の日常”がありますね。それらを行き来する際に心掛けていることは?

何か特別なことはしていませんが、役になるときはただただ一生懸命な気持ちでいます。撮影現場に行き、メイクをして衣装を着たときから役は始まりますから。いや、ちょっと言い過ぎたかもしれません(笑)。カメラが回るまでは色々と考えを巡らせ、カメラが回り始めたら自分から抜け出し、役として行動し、表現する。それが僕のやり方です。

――役を離れている期間、例えば1つの作品を終え、次回作の撮影を迎えるまでの間はお休みできていますか?

実は、作品と作品の合間にお休みを取ったことがなくて。次の作品の準備をしたり、勉強したり、考えたり。僕こそ、バカンスからは遠い人間かもしれません(笑)。

チェ・ジョンヒョプ/photo:You Ishii

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《text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii》

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