アニャ・テイラー=ジョイが主演&製作総指揮、リース・ウェザースプーンも製作総指揮を手掛けるApple TVオリジナル新ドラマシリーズ「ラッキー」が配信中。鋭い知性と変幻自在の適応力で決死の逃亡劇を繰り広げる詐欺師ラッキー役についてアニャ・テイラー=ジョイが語った。
本作は、プロの詐欺師ラッキーが、強奪計画の失敗によりFBIと犯罪組織の双方から追われながらアメリカ全土を逃亡し、絶体絶命の窮地でも持ち前の機転と度胸を武器に泥くさく生き残りをかけて戦うサスペンススリラー。
その一方で、「偽りの自分を生き続けてきた女性が本当の自分を見つける物語」として濃厚なドラマ性を深く掘り下げており、現在、国内外から熱狂的な反響が寄せられている。

「観客すらも騙しつつ、最後まで愛着を持って追いかけたくなる魅力的な人物に」
マリッサ・ステイプリーによるベストセラー小説をベースに、数々のヒット作を手掛けるショーランナー、ジョナサン・トロッパーの手によって、大胆かつスリリングなアレンジが加えられた本作。
アニャは本作への出演について、「私自身、詐欺映画の大ファンなんです。これまではすごく洗練されていてセクシーで、ジョージ・クルーニーみたいにハンサムな男たちがスマートに活躍する作品ばかりで、本当に大好きでした」とチャーミングに明かす。しかし、本作はそうした詐欺映画の従来のイメージとは一線を画す。

生き延びるために動き続け、本質的に他人から奪うしかない人間の泥くささをリアルに活写している。同じ過酷なトラウマを抱える相棒ケリー(ドリュー・スターキー)と出会い、互いの運命を大きく狂わせながら、警察の目を潜り抜ける予測不能の決死の逃走劇へと身を投じていく。
作中、ラッキーが相手のわずかな仕草からウソや本音を瞬時に見抜き、その場の人間関係を全て見透かしてしまう天才的な観察眼は、本作の大きな見どころの1つ。この難役に挑んだアニャは、「他人の仕掛けた裏の意図を読むために必要な冷徹さや皮肉は、私自身にはないものだったからこそ刺激的だった」とふり返る。
その一方で、役作りにおける最大の挑戦はキャラクターの絶妙なバランス調整にあったという。

「プロとして鮮やかに詐欺を働く卓越したテクニックで観客すらも騙しつつも、どれほど許されない過ちを犯しても、最後まで愛着を持って追いかけたくなる魅力的な人物にする。その二つの間で、どちらに転んでもおかしくないスリリングな綱渡りをする必要がありました。その繊細なボリューム調整は、現場で毎日、必死に模索し続けていました」と、ひと筋縄ではいかない、不完全で愛おしいキャラクターの魅力を引き出す努力を熱く語った。
さらに、見どころの1つでもある劇中での息をもつかせぬ決死のカーチェイスやアクションでは、車体の上からスタントドライバーが運転をコントロールできる特殊な撮影車両を導入し、ロングビーチの街一帯をロックダウンして撮影された。

「必死に生き残ろうともがいている」ラッキーに注目
アニャがハンドルを握り、横に座るケリー役のドリュー・スターキーが冷や汗をかくほどリアルでスリリングな撮影が行われ、本作で監督の1人を務めるジョナサン・ヴァン・トゥレケンからは「完璧で流れるようなアクションではなく、もっと無様に、腕を振り回して下手に走ってくれ!観客に本気で捕まるんじゃないかとハラハラさせたい」と演出されたアニャ。

「私はいつもラッキーを『熱湯の中に絶え間なく落とされ続けている猫』のような存在だと思っています。首の皮一枚のところで必死に生き残ろうともがいているリアルな感覚を、映像からビシビシ体感してもらえるはず」と役作りへの自信を覗かせた。
緊迫したサスペンスが展開する本作だが、実際の撮影現場は驚くほど前向きなエネルギーで満ちあふれていたという。

実は、撮影開始の直前にロサンゼルスで大規模な山火事が発生し、一時はロケ地の変更も検討されていたが、「(制作チームとしては)『今までお世話になったこの場所に恩返しをしたい』という思いが強く、予定通りロサンゼルスで撮影することに決めました。そのおかげで、現場のスタッフやキャストはみんな『仕事ができる喜び』と前向きな気持ちに満ちていて、明るく、クリエイティブな現場になりました」と明かした。
ラッキーの母親役が登場するならサルマ・ハエックかユマ・サーマン!?
本作がスリリングな「強盗計画」を巡る物語であることにちなんで、アニャは自身が思い描く最高の強盗チームについて、「絶対にサルマ・ハエック!彼女がいてくれたらどんな計画も最高に楽しくなる。頭の中にいつも彼女の声を響かせておきたいくらい大好き! もしシーズン2があって、ラッキーの母親役が登場するなら…そこもサルマにお願いしたいくらいだけど、ユマ・サーマンも最高にクールで素晴らしい!」と言及し、「私とドリュー(・スターキー)、マイケル・シャノン、そしてサルマ・ハエックの4人で完璧な計画を立てます」と続けた。

誰しもが抱える人生の“偽り”や“孤独”という暗い部分に焦点を当てながらも、ロードムービーとしてのアクションや極上の心理戦も存分に楽しめる、配信ドラマの歴史に新たな1ページを刻む本作。
共感を呼ぶ人間味あふれるストーリー、息つく暇もないスリリングな逃亡劇、そして緊迫した状況の裏で繰り広げられるクスッと笑えるユーモアあふれる会話など、見どころは尽きない。未だかつてないスリルとエモーショナルな人間ドラマが交錯する極上のサバイバルから目が離せない。
Apple TV「ラッキー」はApple TVにて独占配信中。


