韓国ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ある春の夜に』などを手掛けたアン・パンソク監督が脳出血の闘病の末、64歳で死去した。突然の訃報を受け、同僚や俳優たちから追悼の声が相次いでいる。
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新ドラマ『恋愛博士』(原題)の制作陣は8月12日、本サイト掲載メディア『OSEN』に対し、「アン・パンソク監督が2026年8月12日、享年64歳で逝去されました」と公式に発表した。
故人は先月、脳出血で倒れ、治療を受けていることが報じられていた。当時、制作会社側は「現在、回復に向かっている」と説明していたが、容体が悪化したという。報道からわずか約10日後に訃報が伝えられ、周囲に大きな悲しみが広がっている。

同僚から悲痛な追悼メッセージ
突然の悲報を受け、同僚たちも相次いで追悼の言葉を寄せた。MBCの入社同期だった元アナウンサーのペク・ジヨンは、自身のインスタグラムに故アン・パンソク監督の写真を投稿し、「ご冥福をお祈りします。どうか安らかにお眠りください。素晴らしい監督であり、本当に良い友人でした」と哀悼の意を表した。
女優のキム・ヘウンも、「『密会』という作品をご一緒できたことは、私にとって大きな光栄でした。監督に恥じない自分でありたいと思っていました。最後の作品をご一緒できなかったことが、ただただ悔やまれます。あまりにも残念で、胸が締め付けられる思いです」と追悼した。
さらに、「私の心を成長させてくださったアン・パンソク監督。監督からいただいた言葉は決して忘れません。どうか天国で安らかにお眠りください」と故人への思いを綴った。
数々の名作を手掛けた“ロマンスの巨匠”
故人の遺作となったチュ・ヨンウ、キム・ソヒョン主演のドラマ『恋愛博士』の制作陣も、「深い悲しみに暮れているご遺族が、故人との最後の時間を静かに過ごせるよう、葬儀は取材陣には非公開で執り行います。何卒ご理解とご協力をお願いいたします」とコメントを発表した。
続けて、「改めて故人の旅立ちに深い哀悼の意を表し、謹んでご冥福をお祈りいたします」と故人を悼んだ。

故アン・パンソク監督は1987年にMBCに入社し、『白い巨塔』『妻の資格』『密会』『風の便りに聞きましたけど!?』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『卒業』『交渉の技術』など、数々の話題作を手掛けた。なかでも『白い巨塔』と『密会』は高い評価を受け、2007年と2014年の「百想芸術大賞」でそれぞれ演出賞を受賞している。

また、『密会』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ある春の夜に』『卒業』などでは、登場人物の繊細な感情を叙情的に描き出し、“ロマンスの巨匠”として多くの視聴者から愛された。
遺体安置所はソウル市鍾路区のソウル大学病院葬儀場に設けられ、出棺は8月15日午前9時30分に執り行われる。埋葬地はソウル市立昇華院となる。
(記事提供=OSEN)
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