8月15日の「光復節(日本の植民地支配からの解放を記念する日)」を目前に控えた韓国で、女優ハヨンの曾祖父をめぐる親日行為の問題が浮上し、芸能界で波紋が広がっている。
「4代続く医師一家」として知られていたハヨンの曾祖父は、親日団体の評議員を務めていたことが明らかになった。所属事務所は「曾祖父アン・サンホ氏が1916年の『大正親睦会』評議員名簿に記載されている記録が実際に存在することを確認しました。十分な確認を行わないまま『事実無根』と性急に回答し、混乱を招いたことを心よりお詫び申し上げます」と公式コメントを発表した。
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これを受け、ハヨンも「家族から聞いた話を通じて、曾祖父の人生について断片的に知っているだけでした。恥ずかしながら、そのような知識しかないまま、さまざまな場で曾祖父について家族の誇りであるかのように話してきました」と謝罪。「今回のことをきっかけに関連資料を自ら調べる中で、曾祖父に親日的な行為があったことを知りました。日本統治時代という韓国にとって痛ましい歴史を正しく理解しないまま、家族の歴史について軽率に語ってしまったことを深く反省しています」と謝罪文を発表した。

過去の「親日論争」も再び注目
今回の問題では、曾祖父の親日行為だけでなく、ハヨン自身の歴史認識の不足も指摘されている。
特に光復節を目前に控えた時期ということもあり、議論は芸能界全体へと広がり、親日行為があった祖先を持つ芸能人たちにも改めて注目が集まっている。
ミュージシャンのチョン・ボムソンは、自身が親日反民族行為者で「売国奴」の代名詞ともされる李完用(イ・ワンヨン)の通訳官を務めた小説家・李人稙(イ・インジク)の5代目の子孫であることを自ら明かし、自身を振り返るきっかけとしていた。
また、女優イ・ジアは2025年、祖父キム・スンフンの親日行為をめぐる一族間の争いが表面化した際、問題と距離を置く姿勢を明確にしたうえで謝罪した。俳優カン・ドンウォンも、外曾祖父イ・ジョンマンの親日行為をめぐる問題が浮上した際、責任ある対応と謝罪を行ったことで、世間から理解を得た経緯がある。

「独立運動家・国家有功者の子孫」には称賛と支持
その一方で、独立運動家や国家有功者の子孫として知られる芸能人たちには、多くの称賛と支持が寄せられている。
今年2月に亡くなった俳優イ・ジュスンの祖父は、朝鮮戦争に将校として参戦した国家有功者で、除隊後は小学校教師として長年勤務していたという。イ・ジュスンは亡き祖父に代わって青瓦台(大統領府)の昼餐に招待され、記念品などを受け取るなど、意義深い時間を過ごした。

このほか、ソン・イルグクは青山里戦闘を率いた金佐鎮(キム・ジャジン)将軍のひ孫として知られており、歌手ユンナは小黒山島スパイ船浸透事件に対応したキム・ジュホ空軍大佐の子孫として知られている。
さらに、俳優キム・ジソクの祖父は金九(キム・グ)の弟子として知られるキム・ソンイル氏であり、歌手チョンハは独立運動家・民主化運動家として知られるキム・ヨングン氏の外孫娘だという。俳優ユン・ジュビンは尹奉吉(ユン・ボンギル)義士の従孫として知られ、その活動に多くの声援が寄せられている。
光復節を目前に控えた時期だからこそ、芸能人の家族史や歴史認識への関心がかつてないほど高まっており、しばらくの間、芸能界全体に影響を与えそうだ。
(記事提供=OSEN)

