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「VIVANT」「Tシャツ」ファンも必見!?『ハチクロ』から『南極料理人』まで今年も熱い名作リバイバル4選

堺雅人主演『南極料理人』が4Kリマスター化され、17年ぶりに全国公開。蒼井優が出演した2000年代を代表する青春ラブストーリー『ハチミツとクローバー』も現在リバイバル上映中。話題の俳優たちをスクリーンでも堪能できる、熱い機会が続いている

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『南極料理人』©2009「南極料理人」製作委員会
『南極料理人』©2009「南極料理人」製作委員会 全 19 枚
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映画ファンの投票による、東京テアトル創立80周年記念企画「あなたが選ぶテアトル映画」にて第1位を獲得した『南極料理人』が4Kリマスター化され、17年ぶりに全国公開される。主演を務めるのは、現在「VIVANT」第2シーズンにて別班のメンバーである主人公・乃木憂助を熱演中の堺雅人だ。

同じく夏ドラマでは、蒼井優が「Tシャツが乾くまで」で毎話、観る者を圧倒する演技を見せているが、彼女が出演した2000年代を代表する青春ラブストーリー『ハチミツとクローバー』も現在リバイバル上映中。当時大きな注目を集め、いまも話題の俳優たちをスクリーンでも堪能できる熱い機会が続いている。

『ハチミツとクローバー』(2006)

渋谷・ホワイトシネクイントにて公開中

『ハチミツとクローバー』(C)2006 羽海野チカ/集英社 「ハチミツとクローバー」フィルムパートナーズ

羽海野チカによる同名人気コミック(集英社刊)を実写映画化した本作は、今年が映画公開20周年を迎えるアニバーサリーイヤー。

主人公・竹本(櫻井翔)、森田(伊勢谷友介)、真山(加瀬亮)、あゆ(関めぐみ)は“花本研究会”で知り合った美大生。竹本は花本先生の従兄弟の娘で、天才少女・はぐみ(蒼井)と出会い、一瞬で恋におちる。大胆で自由、無垢な感性を持ち、その才能をキャンバスにぶつけるはぐみを演じる蒼井の透明感は唯一無二。また、竹本らが出会うきっかけとなる花本先生を堺が演じている。

しかも主題歌は「スピッツ」の「魔法のコトバ」、エンディングテーマは「嵐」の「アオゾラペダル」、さらに劇伴音楽は菅野よう子と、音楽の面でも注目の1本。

『フィッシュストーリー』(2009)

テアトル新宿ほか全国にて公開中

『フィッシュストーリー』©2009「フィッシュストーリー」製作委員会

音楽といえば、70年代の全く売れなかったパンクバンド「逆鱗」の誰にも聴かれなかった最後の楽曲「FISH STORY」が、巡り巡って、巨大彗星の衝突に怯える2012年の地球に奇跡を巻き起こす『フィッシュストーリー』も、デジタル版で17年ぶりの公開。

人気作家・伊坂幸太郎の同名短編小説を『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』なども手がけた中村義洋監督が映画化。伊藤淳史や高良健吾、多部未華子、江口のりこほか、「VIVANT」出演中の濱田岳や山中崇など、豪華キャストが並ぶ。

『フィッシュストーリー』©2009「フィッシュストーリー」製作委員会

いまや、震災や台風など多くの天災に見舞われてきたことや現在進行中の戦争のせいで、“巨大彗星”がまったく絵空事に思えない。

『スワロウテイル 4Kリマスター』(1996)

9月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開

『スワロウテイル 4K リマスター』 ©SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE

『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』で蒼井を見出した岩井俊二監督の『Love Letter』に続く長編第2作目が、公開から30年、4KリマスターとDolby Atmosで蘇る。

製作当時は実際に円が90円台と、円が一番強かった時代。まだ何もなかった台場近辺をはじめとする大規模なロケ撮影や、撮影の篠田昇、美術の種田洋平らによって生み出された架空の都市・円都<イェンタウン>と、そこに集う円盗<イェンタウン>と呼ばれる移民たち。日本語、中国語、英語が入り混じる、混沌として独創的な映像世界はどこか今日的でもある。

『スワロウテイル 4K リマスター』 ©SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE

移民たちを三上博史、Chara、伊藤歩、渡部篤郎、江口洋介らが演じるほか、浅野忠信や『モアナと伝説の海』のROLLYなどもカメオ出演。劇中バンド「YEN TOWN BAND」は当時のオリコンチャートで1位になるなど、社会現象級の人気となった。

岩井監督の初期2作『undo + PiCNiC 4K リマスター』も9月25日(金)より公開が控える。

『南極料理人 4Kリマスター』(2009)

11月13日(金)~テアトル新宿ほか全国にて公開

『南極料理人』©2009「南極料理人」製作委員会

4K映像&5.1ch音響となって17年ぶりに公開される『南極料理人』には、ぽわぽわとしていながらも職人気質の料理人を演じる堺が登場する。

約1年半、南極基地に単身赴任し、極限の環境で暮らす隊員たちの胃袋を満たす食事を手間ひまかけて作る西村(堺)と、あえて「美味しい」とは言わずにただ黙々と食す、生瀬勝久、きたろう、古舘寛治らが演じる隊員たち。料理の数々は『かもめ食堂』で知られるフードスタイリスト・飯島奈美が手がける。

超巨大な伊勢海老のエビフライ、当時20代前半だった高良健吾の「渋谷とか行きたい…」という悲痛な叫びがシュールな笑いを誘う本作。観終えた後に食べたくなるのは、おにぎりか、ラーメンか!?

『南極料理人』©2009「南極料理人」製作委員会
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《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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