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『火の女神ジョンイ』から13年…臨海君役イ・グァンス、俳優業と9年愛の現在

『火の女神ジョンイ』(2013年)で、光海君(クァンヘグン)の兄・臨海君(イムヘグン)を演じたイ・グァンス。

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『火の女神ジョンイ』(2013年)で、光海君(クァンヘグン)の兄・臨海君(イムヘグン)を演じたイ・グァンス。

臨海君は、あらゆる面で自分を上回る弟・光海君に強い劣等感を抱き、王位をめぐって激しく対立する人物だ。放送したMBCも当時、粗暴で嫉妬深い臨海君を演じることで、イ・グァンスがそれまでとは違う演技変身を見せると紹介していた。

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現在ではバラエティスターの印象も強いイ・グァンスだが、『火の女神ジョンイ』以降も俳優として着実にキャリアを積んできた。

『大丈夫、愛だ』(2014年)、『心の声』(2016年)、『ライブ~君こそが生きる理由~』(2018年)などに出演し、コミカルな役からシリアスな人物まで幅を広げた。映画でも『僕の特別な兄弟』(2019年)、『奈落のマイホーム』(2021年)、『パイレーツ:失われた王家の秘宝』(2022年)などに出演している。所属事務所の公式プロフィールにも、ドラマと映画を途切れることなく行き来してきた歩みが並ぶ。

一方、イ・グァンスの名前をアジア全域に知らしめたのが、2010年からレギュラー出演していた人気バラエティ『ランニングマン』だった。

190cmを超える長身とモデル出身らしいルックスとは裏腹に、番組では裏切り、失敗、いじられ役を一手に引き受ける独特なキャラクターを確立。“アジアプリンス”という愛称で海外でも絶大な人気を得た。

しかし2020年、交通事故で足首を負傷。手術とリハビリを続けながら番組出演を継続したものの、撮影と治療の両立が難しくなり、2021年に約11年間出演した『ランニングマン』を降板した。制作陣も、事故後のリハビリと撮影を並行することが難しかったと説明している。

番組卒業後は、より俳優活動に比重を置くようになった。

『殺人者の買い物リスト』(2022年)、『ノー・ウェイ・アウト:ザ・ルーレット』(2024年)に続き、Netflixシリーズ『悪縁』(2025年)では借金に追われる男を演じた。これまでのコミカルな印象とは異なる犯罪スリラーで、俳優としての幅を改めて示した。

2026年現在も活動は活発だ。Disney+『ゴールドランド』(2026年)では欲望に取りつかれた人物を演じ、再び強烈な役柄に挑戦。所属事務所の公式プロフィールにも2026年の最新出演作として掲載されている。

2026年5月撮影のイ・グァンス(写真提供=OSEN)

私生活では、女優イ・ソンビンとの長期交際もよく知られている。2人は『ランニングマン』での共演をきっかけに親しくなり、2018年に双方が交際を公表した。当時、所属事務所は「5カ月間交際している」と認めている。その関係は2026年現在も続いており、近年もデートを楽しむ姿が話題になっている。

『火の女神ジョンイ』(2013年)で嫉妬深い臨海君を演じてから13年。

バラエティでは“裏切り者”として笑いを生み、俳優としてはシリアスな役にも挑戦。事故による番組降板という大きな転機を経験しながらも、イ・グァンスは今も映画、ドラマ、バラエティを行き来するマルチな俳優として存在感を放ち続けている。

文=森下 薫

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