大九明子監督・脚本の『あきらめません!』より新たなキャストとして大森南朋、西野七瀬、伊武雅刀、中尾ミエの出演が明らかとなった。また、全国公開日が2027年1月22日(金)に決定した。
本作は、垣谷美雨による同名小説(講談社文庫)を原作に、悠々自適なセカンドライフを送るはずだった主人公・郁子(永作博美)が市議会議員に立候補することになり奮闘する…というストーリー。
監督・脚本は、映画『勝手にふるえてろ』や『私をくいとめて』『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』などの大九明子が務める。主演は永作博美。
この度出演が発表された大森南朋が演じるのは、主人公・霧島郁子の夫で、衝突と理解を繰り返して彼女の理解者となっていく霧島幹夫。
西野七瀬は、郁子の娘でフランスに留学し、女性の人権問題に高い意識を持つ霧島理美を演じる。
伊武雅刀は、「田舎のしがらみ」「男尊女卑」の象徴として郁子たちの壁として立ち塞がる地元の名士の市議・村井功次郎を担当。
中尾ミエは、まだ女性議員が珍しかった時代から議場に立ち続け、後継として郁子に目をつける市議・市川ミサオを演じる。
大森は「自分の年齢的にも共感できる所もあり、大九監督の独特のテンポ感や世界観にすっかり引き込まれました」と振り返り、西野は永作との共演について「観たときに『親子だなー』を感じられるように意識しながら、母と娘の空気感をじっくりと作っていきました」とコメント。
伊武は「しょうもない人物を演じるのは、実は、楽しいのです。とことん嫌われたいと思います」と自身の役柄をたどり、中尾は「他人事ではなく『自分ごと』として受け止めていただける作品になっていると思います」と自信を見せた。

またティザービジュアルも解禁となった。爽やかな背景色の中、強い眼差しでこちらを見つめる主人公・郁子(永作博美)の表情が印象的なビジュアルとなっている。キャッチコピーは「私たちはモヤモヤで爆走する」。日々、感じてきた疑問や違和感を飲み込むのではなく、“爆走”することを選んだ主人公たちの結末に期待が高まる1枚となっている。
コメント全文
大森南朋
この作品を観て、自分の年齢的にも共感できる所もあり、大九監督の独特のテンポ感や世界観にすっかり引き込まれました。
全編、石川県でのロケでしたので小松空港に降り立ち、現場に向かいつつ、共演者や監督、スタッフの中に入ると自然とゆるやかに霧島幹夫さんになれていたような気がしてます。
気持ちの入った作品の制作現場にいるとしっかりココロを持っていかれます。
西野七瀬
永作さん演じる郁子の娘で、長女の理美(りみ)を演じさせていただきました。
遠く離れた場所で逞しく生きる2人。観たときに「親子だなー」を感じられるように意識しながら、母と娘の空気感をじっくりと作っていきました。
能美市・小松市をはじめ、石川県の景色と美味しい空気を味わいながら みんなで丁寧に作り上げた作品です。
ぜひ楽しみに待っていてください。
伊武雅刀
今回の役柄は地方議会の議員様。男尊女卑の権化のような、嫌な奴。嫌われ役、役立たず。
こんな人間は世の中に居なくていい、というようなしょうもない人物を演じるのは、実は、楽しいのです。
とことん嫌われたいと思います。役者冥利に尽きる次第で御座います。
中尾ミエ
撮影がちょうど女性総理の誕生が噂された時期で、すごくタイムリーだし、リアリティをもって作品に入り込めました。これからはもっと女性が表に出て、自分の言葉で言いたいことを発言していくべきだと思います。一方で、いつまでも高齢者がのさばるのは考えもの。引き際の大切さもつくづく実感しました。みなさんも決して他人事ではなく『自分ごと』として受け止めていただける作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。
『あきらめません!』は2027年1月15日(金)より石川県先行公開、1月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。



