サンダンス映画祭をはじめ世界中を感動の涙で包み込んだ『OMAHA/オマハ』(原題:OMAHA)が12月25日(金)より公開することが決定した。このたび、公開決定にあわせ2種のティザービジュアル、特報が解禁となった。
2008年のある朝、エラとチャーリーの幼い姉弟は父(ジョン・マガロ)に起こされ、思いがけない旅に出ることに。犬のレックスも入れた家族3人と1匹の犬、いつものオンボロ車で出発した。幼い2人は、いままで見たことのない世界を目にして無邪気にはしゃぎ回る。しかし、9歳の姉・エラはいつもとは違う父の様子に気づき、言いしれぬ不安を抱えていた。そんなエラの気持ちを察してか父から目的地はネブラスカ州の“オマハ”と告げられるが…。

第41回サンダンス映画祭USドラマ・コンペティション部門に正式出品され、その後も33もの映画祭に出品、審査員賞やグランプリを多数獲得した。米最大の映画レビューサイトRotten Tomatoesでは批評家91%と絶賛され、米エンターテインメント・ウィークリー2026年上半期ベスト10にもランクイン。“衝撃的なラスト、力強い作品だ”(Forbes)、“静かに大きな感動の波が押し寄せる”(Variety)、“社会の片隅に追いやられたアメリカの絶望的な姿をありありと描き出している”(The Wire)など、有力紙からも次々と激賞が寄せられている。
父親役には、A24による米アカデミー賞ノミネート作『パスト・ライブス/再会』(23)や『ファースト・カウ』(19)、『キャロル』(15)などで知性あふれる名演を披露してきたジョン・マガロ。監督は、本作で長編デビューを飾ったアメリカの新鋭コール・ウェブリー。日本でも話題をさらった『aftersun/アフターサン』に続く、新世代が映し出す“父と子”のまなざし――、眩いほどの美しさと痛みに満ちた忘れられない“3日間”を描く。

今回解禁となった2種のティザービジュアルでは、旅の途中で凧揚げを無邪気に楽しむエラとチャーリー、犬のレックスの躍動的で美しい姿や、夕暮れどきの山並みを背景に車の上でおしゃべりする、あどけない姉弟の姿が収められている。「愛してる。すまない。」「今までごめんなさい。でもどうして?」と添えられたコピーからは、家族それぞれの視点で彼らが抱える痛みや哀しみが伝わってくる。
特報映像で映し出されるのは、ティザービジュアルにも起用されている凧揚げのシーン。病気になる前の母に凧揚げの方法を教えてもらったというエラ、その指示に従いながら糸を解き走り出すチャーリー。無事に凧が風に乗りはじめ、笑顔で駆け回る2人と対照的に浮かない表情でそれを見守る父。シングルファザーとして幼い子どもたちを育てる彼の苦悩とは――。旅の行方とあわせて、心揺さぶられる物語をスクリーンで確かめたくなる内容となっている。
『OMAHA/オマハ』は12月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。


