髙橋海人(King & Prince)映画初主演作『プリズム』の公開が決定した。
心に傷を負い、踊れなくなった元ダンサーの律(髙橋海人)。東京から故郷の小豆島へ戻った彼は、社会復帰への道を模索していた。そんなある日、高校時代の先輩からひとつの仕事を持ちかけられる。それは、島にある“塀のない刑務所”で、更生プログラムの一環として受刑者たちにダンスを教えてほしいというものだった――。

青年と受刑者たちの絆と人生の再生を描く本作。髙橋が演じるのは、プロを目指しながらも心に傷を負い、踊ることができなくなった元ダンサー・律。幼少期からダンスを始め、数々の大会で優勝経験を持つ髙橋は、撮影でもその才能を遺憾なく発揮し、監督とシーンごとに話し合い、アイディアを出し合いながら律という人物を作り上げていったという。撮影期間中は、休みの日にも自主的にダンスの練習を重ねるなど、並々ならぬ熱量で役に向き合ったそう。
律がダンスを教える受刑者役には、主演映画『マッチモンド』が今年公開された醍醐虎汰朗、Netflix「九条の大罪」で鮮烈な印象を残した後藤剛範、『HAPPYEND』で主演を務めた日高由起刀ら個性豊かな面々。全員が丸刈り・ベリーショートにして撮影に臨んだ。また、全員がダンス未経験だったことから、撮影の2か月半前から練習がスタート。クライマックスの圧巻のダンスシーンは必見だ。
メインダンスの振付を担当したのは、世界的な4人組ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz」のNOPPO。髙橋は、幼少期にNOPPO氏が講師を務めていたダンススクールに通っており、現在も一緒にダンス動画を投稿するなど、深い絆で結ばれている。
また、遠くの光を見つめる律の横顔と、大きく跳躍する律のシルエットが重ねられ、踊ることができなくなった律が、ダンスに打ち込んでいた過去を思い返しては懐かしむという、物語を想起させるようなティザービジュアルが解禁。さらに、律と13人の受刑者たちとの出会いから描かれ、力強いダンスシーンに高揚感を煽られる映像も到着した。
オリジナル作品となる本作の監督・原案は、本作で長編映画デビューを飾る針生悠伺。脚本は、『朽ちないサクラ』の我人祥太が務めた。
物語の中に出てくる“塀のない刑務所”は、一般社会に近い環境で受刑者が生活し働きながら社会復帰を目指す開放的処遇施設。全国の刑務所から選抜された模範囚のみが収容され、現在、国内には愛媛・広島・千葉・兵庫の4か所にあり、本作は愛媛県今治市の施設をモデルに描かれている。
■髙橋海人 コメント
ダンスに何度も救われてきました。映画に何度も救われてきました。だから、いつかダンスの映画に挑戦してみたいと、ずっと願ってきました。思い描いていた夢がこの「プリズム」という作品で叶いました。
全身全霊で撮影に臨んで、「きっと誰かを救う映画になる」と信じて1シーン1シーンに挑みました。
完成した映画を観たとき、どうしようもないぐらいに「この映画が誰かに届いてほしい」と思いました。
かけがえのない作品になったと思います。ぜひ、映画館でご覧ください。
■針生悠伺監督 コメント
主人公の沖田律は、社会の中で傷つき、自分には居場所がないと思ってしまった青年です。でも、誰にでも、その人に合った居場所や生き方があるはず。そんな想いから、この物語を作り始めました。そして、それをダンスを通して描きたいと思いました。
劇中で、律や受刑者たちが踊る身体には、言葉では語りきれない痛みや葛藤、そして生きようとする意志が表れる。そう信じて、撮影に臨みました。
また、髙橋さんは、俳優として、表現者として、最初から最後まで熱意を持って向き合い続けてくださりました。彼のクリエイティブな発想と素晴らしい人間性があったからこそ、作品は最良の形に辿り着けたのだと思います。
この映画が、人生に迷い、居場所を見失っている誰かの心にそっと寄り添えることを願っています。
『プリズム』は2027年3月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。


