『異端児ファスビンダー』作品情報 伝記/ 実話
2021年5月20日 公開の映画作品あらすじ
1967年、ミュンヘン - 弱冠22歳のファスビンダーは劇団 「アンチテアター」の舞台を席捲したが、この無遠慮極まりない若者がいつかドイツを代表する異才の映画監督になろうとは、当事者のだれもが想像もしていなかった。間もなくこのカリスマに満ち、高い要求を突き付けてくるファスビンダーの下に、俳優、取り巻き連中や恋人などが集結し、次々に発表される新作はベルリンやカンヌの映画祭で話題を集めるようになる。だが若き監督は仕事でもプライベートでも周囲を二極化させ、自身の身体を痛めつけるような無茶な仕事ぶりや過度な麻薬摂取などによって、その犠牲となる者も生まれてくる。監督オスカー・レーラーは、映像の色合いや照明、舞台セットの効果を強く意識した演出により、間もなく没後40年を迎えるファスビンダーの宇宙に深淵に迫る。彼の人生から多くのエピソードを引き出し、天才的監督、愛を求めて彷徨う放浪者、過酷なサディストといった芸術家の多様な側面を見事に展開させていく。
予告動画・特別映像
スタッフ
- 監督
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オスカー・レーラー
キャスト
- オリヴァー・マズッチ
- カティア・リーマン
- ハリー・プリンツ
- アレクサンダー・シェアー
- エルダル・イルディズ
- アントン・ラッティンガー
- フェリックス・ヘルマン
- ヨヘン・シュロップ
- シュニ・メレス
- イゾルデ・バルト
作品データ
- 2021年5月20日よりユーロライブ渋谷「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021」にて公開
- 原題Enfant Terrible
- 公開日 2021年5月20日
- 製作年2020
- 製作国ドイツ
- 上映時間135分
- 映倫区分G
- 配給会社
- クレジット
- 公式サイト