俳優・ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとして、その姿を見ない日はない北村匠海さん。幼少期から映画・ドラマ問わず活躍してきた北村さんですが、『ジョーカー』を初鑑賞したあと「トイレから30分出られなかった」ほど、衝撃を受けたと振り返ります。北村さんが感じた本作の魅力、さらに憧れの存在と語るホアキン・フェニックスの“凄み”を、ご自身の演技論と共に語っていただきました。
北村匠海(22)
1997年生まれ。代表作に『君の膵臓をたべたい』など。主演映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)、『とんかつDJアゲ太郎』など、多数の新作が待機中。
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スタイリスト:Shinya Tokita
ヘアメイク:佐鳥麻子
シャツ ¥48,000、パンツ ¥46,000/ともにth(MATT.)
〈お問い合わせ先〉
MATT. INFO@THE-MATT.COM
東京都渋谷区神宮前5-39-8 スカーラ神宮前101
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7月25日(土)22:00 <字幕版>
8月7日(金)23:00 <字幕版>
7月26日(日)22:00 <吹替版>
7月30日(木)23:50 <吹替版>
8月23日(日)25:55 <吹替版>
※全作品、WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信あり
7月24日(金・祝)9:15 <字幕版>【WOWOWシネマ】
8月11日(火)10:50 [吹替補完版]【WOWOWプライム】
8月13日(木)9:45 <字幕版>【WOWOWシネマ】
7月24日(金・祝)11:30 <字幕版>【WOWOWシネマ】
8月11日(火)13:00 [吹替補完版]【WOWOWプライム】
8月13日(木)12:00 <字幕版>【WOWOWシネマ】
7月24日(金・祝)13:45 <字幕版>【WOWOWシネマ】
8月11日(火)15:10 [吹替補完版]【WOWOWプライム】
8月13日(木)14:15 <字幕版>【WOWOWシネマ】
7月24日(金・祝)16:00 <字幕版>【WOWOWシネマ】
8月11日(火)17:15 [吹替補完版]【WOWOWプライム】
8月13日(木)16:30 <字幕版>【WOWOWシネマ】
※全作品、WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信あり
『バットマン』シリーズの次なる一手として、スタジオは複数の企画を検討。ダーレン・アロノフスキー監督らと共に開発を進めるものの、なかなか決定打を見いだせないでいた。そんな中、『メメント』で鮮烈な印象を与えたクリストファー・ノーラン監督が、綺羅星のごとく台頭。彼の特長である「リアリティとシリアス」が同居したトーンとスタジオの思惑が合致し、“原点回帰”ともいえる『バットマン』映画の製作が動き出したのだ。
7月25日(土)13:45 <字幕版>【WOWOWシネマ】
8月8日(土) 15:00 <吹替版>【WOWOWプライム】
8月14日(金)12:45 <字幕版>【WOWOWシネマ】
7月25日(土)16:15 <字幕版>【WOWOWシネマ】
8月8日(土) 17:30 <吹替版>【WOWOWプライム】
8月14日(金)15:15 <字幕版>【WOWOWシネマ】
7月25日(土)19:00 <字幕版>【WOWOWシネマ】
8月8日(土) 20:10 <吹替版>【WOWOWプライム】
8月14日(金)18:00 <字幕版>【WOWOWシネマ】
※全作品、WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信あり
カントリー歌手の伝記映画で、ホアキンは見事な歌唱力を披露。『ジョーカー』にも通じる、彼のハイレベルな“憑依演技”を堪能できる。共演したリース・ウィザースプーンがアカデミー主演女優賞に輝き、自身も主演男優賞候補入りした。メガホンをとったのは、『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド。
カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールの候補入りを果たした犯罪ドラマ。 警察一家に生まれながらも、裏社会で刹那的に生きる弟(ホアキン)と、正義感にあふれる兄(マーク・ウォールバーグ)が、警察とマフィアの抗争に巻き込まれていく。家族に複雑な愛憎の念を持つ人物像を、的確にとらえたホアキン。高い演技力を備える彼ならではの配役だ。
ホアキンがラップミュージシャンへの転向を宣言し、世間を騒がせた事件から約2年間を追ったフェイクドキュメンタリー。監督を務めた義弟ケイシー・アフレックと組み、周囲をだましていたことが取りざたされ、結果的に2人のキャリアに悪影響を与える結果となったが、「芸のためなら何でもする」姿勢は、ある種一貫している。
ヴェネツィア国際映画祭で4冠を果たし、自身も男優賞を受賞した力作。人生を見失った元兵士(ホアキン)が、新興宗教の教祖(フィリップ・シーモア・ホフマン)に傾倒していく。名匠ポール・トーマス・アンダーソン監督が創出した世界で、ホアキンは人間のもろさを完璧に具現化。『容疑者、ホアキン・フェニックス』の汚名を返上した。
ホアキンが『アンダーカヴァー』のジェームズ・グレイ監督と再タッグを果たした、濃厚な人間ドラマ。マリオン・コティヤール演じるヒロインを愛しながらも、彼女を売春婦の道へと駆り立てる自己矛盾した難役を、時に繊細に、時に荒々しく演じ切った。恋敵を演じたジェレミー・レナーとの演技対決も、大いに見ものだ。
『her/世界でひとつの彼女』(2013)、『インヒアレント・ヴァイス』(14)、カンヌ国際映画祭男優賞に輝いた『ビューティフル・デイ』(17)など、話題作や力作に怒涛の勢いで出演してきたホアキン。2018年には、四肢麻痺になった漫画家に扮した『ドント・ウォーリー』、イエス・キリストを演じた歴史劇『マグダラのマリア』、ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した西部劇『ゴールデン・リバー』が公開された。後ろ2作では真逆の演技を披露し、前者では優しさと温かみ、後者では無邪気な野生で、人間の奥深さを表現している。
人間のあらゆる感情を演じてきたホアキンが、このキャラクターに命を吹き込むのは、必然だったのかもしれない。バットマンが登場しない異色の「敵側のスピンオフ作」である本作で、ホアキンは多くの観客に刻まれた“ジョーカー像”を塗り替える、驚異的な熱演を披露している。肉体改造もすさまじく、骨と皮だけにやせこけた姿や笑いが止まらなくなる発作に苦しむシーンは、痛々しいまでに衝撃的だ。オスカー受賞も、当然といえよう。
世界中の映画賞を総なめにし、向かうところ敵なしの名優に成長したホアキン・フェニックス。今後は、『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督の新作『C'mon C'mon』や、『ジョーカー』の続編製作も噂されている。私生活では、『her/世界でひとつの彼女』『マグダラのマリア』で共演したルーニー・マーラと交際中。今まさに充実の時を迎えつつある彼が、今後どのような形で我々を驚かせてくれるのか、楽しみに追いかけたい。
7月23日(木・祝)16:45
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7月24日(金・祝)4:00
7月24日(金・祝)6:00
※全作品、WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信あり
※7月23日(木・祝)~25日(土)はすべて字幕版
※全作品、WOWOWメンバーズオンデマンドで同時配信あり
※7月23日(木・祝)~25日(土)はすべて字幕版