年始めの景気付けにはもってこい!?『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』レビュー
景気回復に向かっているとはいえ、なかなか不況の二文字から脱出できない現代に明るい兆しを運んでくれる(!?)映画が『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』。多額の借金を抱えた日本を救うために財務省が企てた極秘計画。それは1990年にタイムスリップしバブル崩壊を止めることだった! しかもタイムマシンは洗濯機!というなんともユニークなコメディ。
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今ではすっかり忘れ去られてしまったユーロビート、ワンレン・ボディコン、DCブランド、ディスコ…などバブルを謳歌した人にとっては懐かしく、惜しくも甘い蜜を吸えずに平成不況に突入してしまった人には新鮮な時代。遠い未来でも遥か昔でもない、このちょっと前のバブル時代にタイムスリップという意外になかった時代設定が面白いんです。
日本経済を救うためにバブル時代の東京へ向かう母・真理子役を薬師丸ひろ子、母を追ってタイムスリップする真弓役を広末涼子、そしてすべての鍵を握る財務省特別緊急対策室に勤める下川路役を阿部寛…と役者陣もなかなかグッド。特に二枚目でありながらも何故か三枚目役の印象ばかりが残る阿部ちゃんが今回もかなり笑わせてくれます。年始めの景気付けにはもってこい(!?)の映画なのであります。
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