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ダサくてサエない青春への賛歌『檸檬のころ』榮倉奈々、谷村美月、柄本佑、林直次郎、岩田ユキ監督完成披露舞台挨拶

山に囲まれた田舎町を舞台に、卒業を半年後に控えたごく普通の5人の高校生たちの甘く、そして痛みをともなった青春を描いた『檸檬のころ』。本作の完成披露試写会が2月6日(火)に行われ、主演の榮倉奈々、谷村美月、柄本祐、林直次郎、そして本作がデビュー作となった岩田ユキ監督が舞台挨拶に登壇した。

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山に囲まれた田舎町を舞台に、卒業を半年後に控えたごく普通の5人の高校生たちの甘く、そして痛みをともなった青春を描いた『檸檬のころ』。本作の完成披露試写会が2月6日(火)に行われ、主演の榮倉奈々、谷村美月、柄本祐、林直次郎、そして本作がデビュー作となった岩田ユキ監督が舞台挨拶に登壇した。


榮倉奈々「(完成した作品を観て)自分の出演しているところはまだ客観的に見れないですね。谷村さんと林くんの物語は青春の甘酸っぱさが感じられてすごく可愛かったです。現代の話ですが『少し懐かしい感じがするな』と思われる方もいると思います。若い人だけじゃなく、青春を経験したいろいろな年代の方に観ていただきたいです」

谷村美月「登場人物のひとりひとりに対し、誰もが自分と似た、共感できるところを見つけられると思います。好きなシーンは柄本さんが榮倉さんに『髪の毛触っていいですか?』と聞くシーンですね」

柄本祐「(榮倉さんとのシーンは)特に2人で相談はしなかったです。休み時間に話すくらいでしたが、それが役に立ったかもしれません。純粋な青春映画ですので、みなさんに楽しんでいただけたら幸いです」

林直次郎「(映画初出演に)すごく緊張しました。『カット』の声のタイミングがわからなくなったり、途中で笑ってしまったりミスもありましたが、結果的に良いものが出来たと思います」

岩田ユキ監督「演じているうちに役柄と役者さんが一体化していくような印象を受けました。ダサくてサエない青春が、いかに可愛いものであるか。これが私の理想の青春だったんだということが出来上がった映画を観てわかりました」


初めての通学電車、初めての告白、上京、そして仲間たち——。誰もが人生の中で通り過ぎる、あのキラキラしたかけがえのない瞬間を切り取った『檸檬のころ』。3月下旬より渋谷シネ・アミューズ、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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