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シネマカフェ的海外ドラマ生活 vol.20 「プリズン・ブレイクII」現場潜入2

ウィリアム・フィクナー様の次にインタビュールームに現れたのは、マイケルをやたらと目の仇にする看守長・ベリック役のウェイド・ウィリアムズ。実はこのベリック、「シーズン2」ではマイケルたちが脱走した事態を受けて看守をクビになり、「あっ!」と驚く展開を迎えることになります。

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『プリズン・ブレイクII』 -(C)2007 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
『プリズン・ブレイクII』 -(C)2007 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 全 3 枚
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ウィリアム・フィクナー様の次にインタビュールームに現れたのは、マイケルをやたらと目の仇にする看守長・ベリック役のウェイド・ウィリアムズ。実はこのベリック、「シーズン2」ではマイケルたちが脱走した事態を受けて看守をクビになり、「あっ!」と驚く展開を迎えることになります。

恰幅のいいウェイドは、どこからどう見てもまるごとベリック。「みんなが僕自身をベリックと混同してしまうんだ。でも、いいさ。それって素晴らしいことさっ」と、悪役ゆえの苦悩を(やさぐれながら?)語ってくれた姿が印象的でした。さらに、時折見せる笑顔が可愛らしい彼に、「素のあなたは優しそうなのに、どうやって恐ろしいベリックになるんですか?」と尋ねると、「何を言っているんだ…? どういう意味だ…?」と野太い声で凄みながらギロリ。コ、コワイ…と、取材陣全員が固唾を呑んだ次の瞬間、「という感じさっ」と再び笑顔を見せるウェイド。思わず「パチパチパチ」と拍手が起こりましたが、本気で恐ろしかったです。やっぱり役者さんは器用ですね。

しかし、次にインタビューに応じてくれたティーバッグ役のロバート・ネッパーも、演じるキャラの恐ろしさではベリックに負けません。彼が現れる前から「どんな感じの人かなあ」、「ポケットの裏地を出しておいたら握ってくれるかなあ(ティーバッグはお気に入りの囚人をペットのように扱い、自分のポケットの裏地を握らせる)」と取材陣の間で期待と恐怖が膨らみました。ティーバッグはマイケルを悩ませるクレイジーな性犯罪者ですから、きっと役者のロバートもキモコワいはず! …という安易な予想は見事に裏切られ、喋りだしたら止まらない、気のいいロバートのお話をたっぷり聞くことができました。

やはり彼も悪役ならではの苦悩があるそうで、「僕を街で見かけると、みんなが脅えるんだ…。この間、エレベーターに乗った時なんて、僕に気づいた女性がハッと息を飲んじゃってさ。すぐに謝ってくれたけれどね」とのこと。みなさん、実際のロバート・ネッパーはステキな男性ですから! ちなみに、美青年大好きのティーバッグは隙あらばマイケルに嫌らしい視線を投げかけますが、ロバート自身は「ウェントワースの美貌についてどう思うかって? そりゃあ、彼は美しいさ。毎日毎日彼の顔が見られて幸せだよ!」。こんな質問にまで真面目に答えてくれたロバートは、やっぱりイイ人です。

さて、次は非道なシークレット・サービス、ケラーマンに直撃! そして、撮影現場にも潜入しちゃいますよ。



「プリズン・ブレイク シーズンII」
発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
レンタル開始:5月2日(水)
発売:6月2日(土)(DVDコレクターズBOX1/7枚組/10,290円(税込)/全13話収録)

© 2007 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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